10月から始まっている牙狼〈GARO〉 -炎の刻印-は先日年内の
放送を終えて前半を振り返るEPがOAされたのだが、意外にも浪川
大輔ら主要声優達が鍋をつつきながら作品を振り返る珍しいパタ
ーンだった。
もともと牙狼〈GARO〉シリーズは特撮作品だったのだが炎の刻印は
初のアニメなので当初は違和感があったものの、中世のヨーロッパ
風の王国が舞台なのでアニメで描く方が現実的だし なかなかの雰囲
気で大いに楽しめている。
映像もアニメならではのシーンが多く、こういう作品は特撮でやる
のは大変そうだ。
脚本は仮面ライダー電王やオーズの小林靖子がメインライターに
なっているので、それなりに作風から先は読めるものの楽しく見る
事ができる。
意外だったのは事件の黒幕であるメンドーサが巨大ホラーである
ブラッドムーンに捕食され前半で退場した事だが後半ホラーの力を
得て復活するのか、それとも更なる大物が登場するのかが後半の
興味になるのだが牙狼シリーズは大物ホラーを召還しようとした
者が最終的に大物ホラーから取り込まれるというパターンが多い。
それを考えると最終的にはレオンが暴走する自らの内なる炎を
抑えて黄金の鎧を使いこなし、最終的な敵を倒すというパターンに
なるのではないかと思う。