尾白高志ら憐編の民間人の結末は

 ウルトラマンネクサスはウルトラマンに変身するデュナミストが
最初の2人は、防衛組織に所属してない民間人という他のシリーズ
にはない設定がある。

 カメラマンの姫矢准が主役の孤門をサポートする形で姫矢の周囲
には根来甚蔵や作久田恵というジャーナリスト仲間がいたのに対し、
千樹憐の場合はバイト仲間の尾白高志と上司である針巣直市がいて
孤門が憐をサポートする形になっている。

 作久田は姫矢の先輩で根来がジャーナリスト仲間として姫矢に絡む
形でビースト事件に遭遇していくというスタイルだったのだが、あ
る意味で深入りし過ぎて特に作久田は溝呂木眞也によって事件に巻き
込まれ最終的にメモリーポリスから記憶を消されてしまう。

 尾白や針巣らは本当の民間人なのでグランテラ編などは夜に行動
していた事もあってビースト事件とは絡む事はなく、MPとの絡み
も野々宮瑞生が憐のみの監視という形で落ち着いていた。

 残念ながらネクサスは放送短縮という形になったため最終的には
憐を監視していた瑞生が共に恋愛感情を持つ形になって憐と瑞生の
関係に決着を付けた一方で、尾白や針巣との関係は中途半端な形で
終わってしまった事が大いに悔やまれると憐編のメインライター・
太田愛氏は語っていたように本来なら憐と尾白の関係が清算される
事無くフェードアウトしてしまったのは惜しい話。

 デュナミストとしての行動や苦悩という面では姫矢を見ていた孤
門が憐の相談相手になるだろうが、プロメテの子としてアメリカの
アカデミーで純粋培養のように育ってきた憐にとってバイト仲間と
しての尾白の存在は大きなものだっただろうから憐の苦悩をフォロ
ーしてやろうとする場面などもあったかもしれない。

 もっともその結果ビースト事件に遭遇し最終的には憐から助けら
れるものの、MPである瑞生によって記憶を消されるという結末も
予想されるが憐編には馴染まない展開になりそうなので今回のよう
なフェードアウトという形も悪くないが。

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