ウルトラマンと格闘技

 我々が子供の頃はウルトラマンや仮面ライダーなどを見て育った
が、いつも感じていたのは‘なぜ最初から必殺技を使わないのか?’
だった。

 特に時間制限のあるウルトラマンは必ずといっていいほどカラー
タイマーが点滅し始めないとスペシウム光線を撃たないわけで、制
限時間内ギリギリで使うというのはおかしいのでは?と思っていた
のだが最初から必殺技などの光線を使用すると意外に通用しない事
が多々あったのも事実。

 こういった理論に答えを出してくれたのがボクシングなどの格闘
技で特にボクシングは3分1ラウンドだけに、ウルトラマンが敵を3
分で倒すというのは1ラウンドKOするのと同じ感覚だろう。

 ボクシングでは立ち上がりジャブの差し合いで距離を測ってから
ボディを叩いてガードを下げさせ、そこから顔面やアゴなどに得意
のパンチを打ち込むというのが定番だ。

 つまりレベルが上がると得意なパンチを当てるのは難しいため、
ボディなどを攻撃して神経を集中紗させるのを防ぐのだがウルトラ
マンも制限時間ギリギリまで必殺技を効かせるためのお膳立てをす
るのだろう。

 しかもスペシウム光線などの必殺技は膨大なエネルギーを消耗す
るとなっているので、外したりしたら大変な事になるから相手を弱
らせておいて撃つ事になる。

 つまり必殺技は相手が弱ってなかったり警戒している状況では効
く可能性は低く、それなりの手順を踏んで使用する必要があるとい
う事だろう。

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