‘ウルトラマンをつくった男たち’から18年

 18年前の89年の今日21:00から故・実相寺昭雄監督
原作のドラマ‘ウルトラマンをつくった男たち’がOA
された日である。
 当時人気絶頂だった三上博史が主役の吉良平治役。
ヒロインの戸倉則子を南果歩が演じていた。
円谷英二に西村晃、円谷一が三宅裕司で金城哲夫が山口
良一、高野宏一が大地康雄といったキャストだった。
 また小林昭二、黒部進、毒蝮三太夫らウルトラゆかり
の人々もゲスト出演していたのだ。
 私自身、原作の‘星の林に月の舟’を読んでいるので
それなりに思い入れのあったスペシャルドラマだったが
TBSも力を入れていたのだろう。当日の15:00から‘特撮
の裏側全部見せます’というスペシャル番組をOAし‘ウ
ルトラマンをつくった男たち’をPRしていた。
 当然のように放送開始からTVの前にかじりついてCMを
カットしながら録画して見ていた。
 内容としては赤ん坊の泣き声の流用をジャミラの断末
魔の声ではなくシーボーズにしていた所などが不満では
あったが概ね原作に忠実で作っていたので楽しく見る事が
できた。
 意外にも翌日以降来られたお客さん達がかなりこのド
ラマを見ていて、その話で盛り上がったのを昨日のように
思い出す。
 悔やまれるのが冒頭の「夏なのに雪を降らせるシーン」
の演出場面がリモコンの操作ミスで収録に失敗していた事
だった。
 もう一つ不満だったのが主役の三上博史、申し訳ないけ
ど実相寺監督はあそこまではカッコよくなかったと思うが。
 それにしても思う、あの頃のTBSは良質のドラマを作って
いたなと。
コメント ( 6 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
Unknown (まみ)
2007-03-22 06:25:43
三上博史のかっこよさも…こう言われると、微妙にかたなしで可笑しいです^^;…
 
 
 
書き込み御礼&レス (こーじ)
2007-03-22 22:56:19
>まみ様
 実相寺監督は申し訳ないけど三上博史ほどカッコよくないですね。というより三上博史をなぜ監督役で起用したのかが問題でしょう。
 南果歩がかなりステキでした。
 
 
 
確かに (ゆう)
2007-03-23 00:22:39
実相寺監督はカッコ良過ぎて少し退いてしまいました。が、このドラマ、リアルタイムで観ましたが本当に良質なドラマでしたねえ。
このドラマの前辺りの時期、TBSはドラマのTBS。若しくは報道のTBSなんて言われていたんですよねえ。確かにあの頃のドラマは本当に面白かった。ドラマがドラマであった為かもしれないなと、考えました
 
 
 
書き込み御礼&レス (こーじ)
2007-03-23 21:26:17
>ゆう様
 これを見た人達はみなさんそう思うでしょう。
 こういうドラマが最近は少ないのでほとんど(特にTBSは)見ませんね。
 
 
 
いいドラマでしたね (min)
2007-04-29 08:53:30
登場者の名前も違うしフィクションもかなり入ってるんでしょうが、新しいヒーロー番組を作ろうというあの“熱気”は本物と思って見ました。
特撮現場って、いいものを作りたい、アッと驚くような映像を作りたいという方々には素敵な職場ですね。(特に円谷作品にはそういうこだわりを感じさせる作品が多いような気がします。)そう思いながらあのドラマを見てました。
しかし、低予算と戦いながら作っているんですね。会社としては大変そう。
せめてDVDかわなくちゃ・・と思いましたヨ。

ドラマは・・特撮作品以外あんまり見てない・・。ですが、そんなに水準下がってるんですか。
 
 
 
書き込み御礼&レス (こーじ)
2007-04-29 23:43:36
>min様
 あの熱気があればこそ、ああいう素晴らしい作品ができたのでしょう。
 カネがないからこそ想像力が働くというのもあるでしょうね。
 最近のドラマは1クールで終るので、全く上っ面を撫でるだけで終る感じですよ。1年続くドラマってほとんどありませんからね、だから最近はとんとドラマ見ません。
 
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