早いもので冬休みに入り高校のウィンタースポーツの全国大会が
始まっているのだが注目しているのは東福岡で、ラグビー・サッカー
にバレーボールの3種目で出場している。
凄いのは出るだけでなくラグビーはトップ3の象徴であるAシード
だし、サッカーもインターハイ優勝という肩書きを引っさげての出場
だから共に優勝候補となっており学校関係者は3種目を掛け持ちのよ
うな形で大変だろう。
ラグビーは今から30年前に初出場したものの初戦で函館有斗から
逆転負けしたのを皮切りに、1勝して2試合目で負けるというパター
ンを繰り返し96年度に初めてベスト4に進出するまで時間がかかり
更に初優勝は06年度だったのだ。
サッカーも79年度と80年度に連続出場したものの初戦で敗れて
いるなど最初は弱かったのが、出場を続けている間に全国屈指の強豪
チームになっていった。
ところが野球だけは93年夏の初出場から07年夏まで春夏合わせて
6度の出場を果たし明治神宮大会優勝の経験があるし、前田を皮切りに
村田修一に田中賢介や吉村裕基などプロで活躍する選手達を輩出しな
がら01年春のベスト8が最高なのだから何とも不思議な話である。
初出場してから20年以上経つので、そろそろ監督を替えるなどして
テコ入れする時期ではないだろうか。