ラグビー日本代表、ヨーロッパ遠征終了

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https://news.goo.ne.jp/article/nikkansports/sports/f-sp-tp0-221120-202211200001680

　日本時間の昨夜フランスのトゥールーズで行われたラグビーの
オータムネーションズのフランスー日本戦で、日本は17ー35で敗
れ先週のイングランド戦に続き連敗となった。

　試合は7分にインゴールへのゴロパントを押さえられて先制され
るとPGを積み重ねられ11－0から21分にPGで3点返すも31分にPG
36分にT&Cを決められ3－21で前半終了。

　後半に入ると42分に斉藤直人がT&Cで7点返し63分にも敵陣マイ
ボールラインアウトからシオサイア・フィフィタがT&Cで2本返す
ものの、60分と73分にT&Cを追加され差は縮まらず17ー35で敗れ
る形になった。

　マスコミは‘5連敗で終了’などと書いているが先日アップしたよう
に日本が強豪国相手に勝つのは、現在の実力からすればW杯本番で
十分と思っていただけに問題は内容で前週のイングランド戦からど
れだけ立て直せているかや崩されたスクラムを修正できるかを注目
していた。

　運の悪い事に試合開始前後に激しい雨が降り始め慣れないぬかる
んだピッチ条件での試合となり、開始早々のチャンスを潰すと押し
込まれ続けて17分までに11－0となったのが最後まで響く形に。

　後半はディフェンス合戦の様相を見せ14ー14だっただけにピッチ
コンディションにアジャストする間に失点したのが悔やまれるが、
ポジティブに考えると来年のW杯本番ではチリ＆サモアとトゥール
ーズで戦うし今回のようなコンディションも十分あり得るので経験
できただけでもありがたいのではないか。

　ピッチがベストコンディションで善戦するより完敗しても今回の
ような状態のピッチでプレーできる方がよっぽど有意義だし、先週
前半に崩されまくったスクラムは何とか修正できていたのは悪くな
い一方ラインアウトでのボールロストやFB山中が亮平がミスして逸
らしたボールからトライされているのでそこが課題だろう。

　そういう意味では連敗したものの有意義なものだったと実感する
オータムネーションズだった。