‘ジィさん’と呼ばれる年齢になった

　先日15分ほどかけて行った病院での1カ月検診を終えて帰宅して
いたら、3年ほど前に近くのマンションに住んでいた中学生Sクン
と久しぶりに会った。

　Sクンは中3でバスケ部に入っており6月29日&30日が夏の大会を
戦っていたので結果を聞くと1つ上のカテゴリー＝筑豊大会進出を
決めた旨を教えてくれたので、‘よかったな’と伝えているとSクン
と一緒にいた友人が‘あのジィさん誰？’とSクンに聞いているでは
ないか！

　‘おいおいオレジィさんかよ’と言いながら‘まぁお兄さんじゃワザ
とらしいし、とりあえず60歳だから言われても仕方ないか’と3人で
大笑いしたのだった。

　前述したように約5㌔先の病院まで検診を受けるため自転車で片
道15分ほどかけて行って来たので、それなりに体力には自信があ
るし病院では驚かれるレベルだが60歳という年齢は実感する。

　考えてみると今から50年前の祖父は62歳だったが孫が私を含め
4人いたし頭も禿げ上がっていた事もあって、いかにもジィさんと
いう感じだった。

　それが私の場合は孫もいないし頭は薄くなっているものの仕事
以外にも多くの役職を引き受けて、最前線で働いており老け込む
年齢ではないと思っている。

　とはいえ3年前に脳幹出血を患った後遺症は多少はあるし頭も
白髪だらけになっており、明らかに5年程前から比べると体力も
衰えているので‘ジィさん’と呼ばれても仕方ないとは思うので
ある。