朝乃山は6場所出場停止だが、記者の罪をもっと問うべし

gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/nikkansports/sports/f-bt-tp1-210611-202106110000868

　外出禁止期間中の初場所＆春場所＆夏場所前に計10回キャバク
ラに通っただけでなく、11月場所前に3回ほど会食を行った大関・
朝乃山に対する処分が出場停止6場所と6カ月50％報酬減俸が昨日
日本相撲協会から発表された。

　出場停止6場所といえば1年間の出場停止という事になるのだか
ら大関陥落だけでなく、三段目まで番付を落とす事になったわけ
だから厳罰には違いない。

　ただ5月場所中に行われた協会の調査に対して同行したスポーツ
ニッポン記者と口裏合わせをやったり、携帯電話に残っていた記者
とのメッセージを消去するなど証拠隠滅を謀るなど悪質な工作まで
やっていれば大関という地位にある者としては仕方ないだろう。

　思えば朝乃山は2年前の夏場所で見事に初優勝を飾ると、その後
大関に昇進した事から正統派の四つ相撲という事もあって横綱への
昇進を期待されていた。

　とりあえず優勝からは遠ざかっている一方、優勝争いから外れて
いても確実に二桁勝利を挙げるなど安定した実力を持っていただけ
に今回の不祥事は何とも残念な話である。

　この結果カド番だった朝乃山は一気に三段目まで落ちる形になる
のだから自業自得という事だろうが、朝乃山にとって心強いのは序
二段にまで落ちて大関に復帰しただけでなく今や横綱候補一番手に
なっている照ノ富士の存在。

　膝のケガによる手術のために序二段まで番付を下げたのが19年で、
そこから13場所で大関に復帰している。

　幸い朝乃山は照ノ富士と違ってケガではないのだから順調にいけ
ば1年半ほどで復帰できるのではないかと思うので、謹慎中も心を
切らさずに体力を維持し1場所でも早く大関に復帰して欲しいと思
う。

　それにしても朝乃山も悪いのだが一緒にキャバクラに同行したと
いわれるスポーツニッポンの記者をも非難するべきだし、諭旨解雇
されたらしいがこんなのは氷山の一角で正しくマスゴミに相応しい。