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こーじ苑
2011夏の甲子園 第6日
関西、九州国際大付破る=徳島商、光星学院など3回戦へ-全国高校野球(時事通信) - goo ニュース
今日の見どころは何と言っても第4試合。
選抜準優勝校の九国大付と関西が対戦する屈指の好カード。
関西の左右2枚看板が九国大付打線を どれだけ抑えられるか?
第1試合は強打と機動力がミックスされた攻撃力を持つ海星が東洋大姫路の
好投手・原をどこまで打てるか?
第2試合は初出場の専大玉名が大型チームの光星学院と対戦するが、持ち
の継投で光星打線を どこまで抑えられるか?
第3試合は03年春以来の対戦で、この時は徳島商が勝っている。
茨城県勢は05年に今回の藤代が柳川に勝って以来 夏の甲子園では5連敗中
なので、6年前に勝った藤代自ら連敗をストップしたいところ。
第1試合:海星 0-4 東洋大姫路
立ち上がりから両投手が好投しランナーを出すものの得点する雰囲気ではない。
ハプニングが起きたのが4回裏。
海星の牧瀬が1アウトから投球中に左足を捻って投球不能になり急遽ショートの
永江が登板。
もともとリリーフで待機していた永江だが代わりばな4番に2ベースを打たれると
暴投で3塁に進まれ5番のタイムリーで先制される。
海星も6回に1アウトから3番が3ベースで出塁すると4番が死球で1・3塁のチャン
スを作るものの1塁ランナーが飛び出して挟まれ、ホームを窺った3塁ランナーが
刺されて得点できず。
2度目のハプニングは7回に。
姫路は1アウトからピッチャーの原が頭に死球を受け臨時代走が起用された
ものの更に代走を出したためエースを引っ込めざるを得なくなった。
直後の8回に海星は1アウトから代わった岩谷から1番がヒットで出塁すると
盗塁しPゴロで飛び出したのだが、岩谷は気付かずに2アウト3塁と幸運に恵まれ
たものの3番が三振で得点ならず。
その裏に姫路は3番・5番のヒットで1・2塁から6番が3ランを放ち勝負を決めた。
海星にとってはエースが4回で左足を捻って降板したのが何とも不運だったが
原を打てず、相手ベンチのミスで急遽登板した岩谷をもボール球を振って助ける
形で4安打では勝ち目はない。
第2試合:光星学院 16-1 専大玉名
2回まで両校とも1安打づつで無難な立ち上がりだったのだが、光星は3回に
先頭の8番が歩くと9番のバントを処理ミスし1番のバントも内野安打でノーアウト
満塁から2番のタイムリーと3番の満塁HRで一挙5点を挙げて玉名の心を折って
しまった。
5回にも満塁Hを打った3番が外野手の間に落として野手が交錯したためラン
ニングHRとなって6-0とリードを広げる。
玉名もその裏にヒットと四球などでチャンスを作るものの犠牲フライの1点に抑え
られ6回以降は8回を除いて毎回得点の猛攻を受けて17安打を浴び16失点の
大敗となった。
3回に先頭打者を歩かせた後に浮き足立ってバント処理ミスを連発し、最後は
満塁HRを浴びるという最もダメージの深い点の取られ方での失点では守り勝って
来た玉名には厳しいものがある。
まさしくアリの一穴からの綻びが大量失点に繋がってしまった。
第3試合:藤代 1-3 徳島商
1回に藤代は1番が2ベースで出塁するとバントで送り1アウト3塁から仕掛けた
スクイズを空振りするもののキャッチャーが後ろに逸らして幸先いい先取点を奪う。
3回まで1安打だった徳島商は2番と3番の連打と内野ゴロで1アウト2・3塁から
5番が1塁への内野安打で追いつくと、2アウト後7番のタイムリーで勝ち越す。
更に5回にはヒットで出塁した9番をバントと内野ゴロで3塁に進め3番のタイム
リーで更なる追加点を奪い、後半の藤代の攻撃を2安打に抑えて00年以来の
夏の勝ち星を挙げた。
藤代はランナーが出るとバントで堅実さは分かるものの爆発力が期待できず、
後半は尻上がりに調子を上げた龍田を打てなかった。
第4試合:関西 3⑫2 九州国際大付
2回に九国大付は先頭の4番が2ベースで出塁すると5番の四球と6番のバント
で1アウト2・3塁から7番がセンターフライを打ち上げ3塁ランナーがホームに突入
するものの好返球でタッチアウト。
このときにキャッチャーで4番の高城が左手を痛めた模様。
4回にも九国大付は死球で出塁した2番と3番のヒットでチャンスを広げ4番の
バントで2・3塁から5番が死球で満塁と攻め立て6番がフルカウントから膝元の
ボール球を見極めて押し出しで先制するのだが、直後に7番のいい当たりが2塁
手の正面を付き1点止まり。
その裏ノーヒットだった関西は1アウト後4番がHRを放ち すかさず追い付くと5回
以降押し気味に試合を進め8回にヒットで出塁した2番を3番が送り4番がライト前
に勝ち越しタイムリーで2-1と遂に勝ち越す。
9回に九国大付は3番と5番の2ベースで追いつき延長戦に入る。
11回に九国大付は先頭の2番が四球で出塁したものの牽制で刺され、その裏に
関西は1アウト後2ベースで出塁した7番を2塁に置いて9番がライト前にはじき返す
もののバックホームでアウトとなりサヨナラならず。
ところが12回から九国大付は2年生左腕の大江を登板させたが1番を歩かせ
2番のバントで1アウト2塁から3番が四球の時にキャッチャーのパスボールで1・3塁
から4番の打った2塁前への高いバウンドのゴロで3塁ランナーがホームに突入し
サヨナラ勝ち。
試合前 九国大付が負けるとしたら左が多い打線なので前半 左腕の堅田が登板
して手こずっている代わりに6回ぐらいからエースの水原を登板させるのでは?と
考えていた。
ところが水原で来たので‘打てる’と思ったのだが実際2回は1アウト2・3塁、
4回は1点入ってなお満塁と攻め立てられたが2回はセンターの好返球で、4回
は正面を突いたライナーで併殺とツキがない感じなのだ。
苦労してようやく取った1点が4番の一振りで同点になったので、ここで関西
ペースになってしまった。
同点になってからの水原の投球は素晴らしく、5回から8回まで1安打1四球と
2塁すら踏ませない好投。
それでも9回に3番と5番が連続2ベースを打って九国大付は追い付くのだが、
水原も本来なら あと2アウトで試合終了から追いついたので気落ちすると思いきや
全く動じずに後続を絶たれた。
12回からエースの三好を降板させたのは予選の3回戦まで体調を崩して登板が
なかったという事もあり160球以上投げたものの11回にサヨナラ負け寸前だったと
いう理由からだろうか。
いずれにせよ水原からヒットを5本しか打てないようでは負けても仕方ない。
やはり選抜で好成績を収めたチームが夏も同じように力を発揮できるのは難しいものだ。
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原が登板できなくなるという監督のミスを3ランが
救いました。第2試合、光星の圧勝。3回で観戦
中止、プールへ。
第3試合徳島商の龍田いいピッチングでした。
注目の第4試合、期待以上の好ゲームでしたね。
今大会ここまでのベストゲーム。関西の水原の好投が
光りました。3塁手の再三の好プレー、サヨナラを
防いだライトの返球等見ごたえありました。
九国、リリーフの左腕には荷が重すぎましたね。
やはり第4試合は福岡県民としては残念でしたが、見ごたえのある好ゲームを展開してくれました。
リリーフの左投手は予選ではベスト16まで先発して好投していたし、三好は体調不良でベスト8からしか
登板できなかったので影の功労者だったのですよ。
まぁ荷が重かったのは確かですけどね。
光星学院相手では熊工や九州学院でも勝てる保障がないのに初出場の専大玉名では荷が重かったですね。
茨城も常総が弱体化するとレベルダウンが著しいですね。