やはり初代ウルトラマンが あればこそ

 TV東京系でOAされている新ウルトラマン列伝は昨日が今年度最後
となり、来月からは土曜日の朝に移動するとの事。

 というわけで現行枠で最後に扱ったのがウルトラマンの最終回・
さらばウルトラマンで、ご存知ウルトラマンがゼットンから倒さ
れるEPでもある。

 ちょうど食事時で息子達が食い入るように見ていたので私も適当に
解説しながら見ていたものの、既に百回は見ているにも拘らずストー
リーにグイグイ引き込まれる内容だった。

 改めて思うのは前回まで圧倒的に強かったウルトラマンがゼットン
から完敗するというのは初めて見た時にはかなりのショックを受けた
ものだし、そのゼットンを科学特捜隊が無重力弾を使って撃破したの
が凄く嬉しかったのを覚えている。

 そしてゾフィによって復活したと同時にハヤタも復活するものの、
ウルトラマンと分離したのと同時にウルトラマンとして戦ってきた
記憶まで消去されていたというのは以後のウルトラでは全く使われ
なかった設定だから より印象が際立つのだ。

 考えてみれば第1話も偶然ベムラーの青い球体を追って来てハヤ
タが搭乗する小型ビートルと衝突して始まるという設定も、セブン
以降では使われてないのだから正しくウルトラマンという作品は他
のシリーズと比べても独特の魅力を持っているのが分かるのだから
多少 突っ込みどころはあるもののウルトラマンがあったからこそ
後のシリーズができたと実感するものだ。

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