ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
日本プロ野球の浄化が始まった日
4年前の今日04年6月13日は日曜日。
昼食を取っ後にPCを開いてネット検索をしていたら、 ‘オリックスと近鉄が
合併’という記事が載っていた。
‘な、なんじゃこりゃ~!’
と仰天した。
近鉄が経営不振ならば身売りという形で他の企業を探せばいいのだが
‘何で合併?’
と不思議でならなかったし、合併となれば11球団になってしまう。
パ・リーグの会長などが
‘パ・リーグを潰す気か?’と何で怒らないのか不思議でならなかった。
その後の報道を聞くと‘これは単なる合併騒動ではなく、球団削減を推進
しようとしていた国賊オーナーの差し金’ という事が分かってきた。
‘もう1組の合併が進行中だから、来シーズンから10球団の 1リーグ制に
する’と環境破壊グループ企業のオナーが言う。
理由としては
‘年俸高騰による経営圧迫が限界に来た’
と言うのだ。
笑止千万であった。
サッカーのJリーグはJ1が18チームでJ2も15チームもあるのに‘野球は
12チームでも経営が厳しいので10チームにしようと’ いうのはおかしいでは
ないか!
近鉄が基本的に1試合平均公称2万なのに対し、大阪より田舎の新潟は
1試合平均実数で4万の観客動員を記録している。
イタリアの名門チームのユベントスですら1試合平均は3万5千、しかも
1シーズンのホームゲーム20試合ぐらいで高額な年俸を支払い黒字経営を
しているのだ。
日本第2の都市を本拠地として年間70試合も主催試合をしているのに
経営難とは、はっきり言って
経営者が無能としか
言い様がない。
そういう風に思っていたのに世間は‘渇’氏やうるぐす氏をはじめとして
‘選手達の年俸が高すぎるから経営が成り立つわけない!’ という理論を
垂れ流していたのだ。
‘ホントに自称評論家のプロ野球OB達は
どうしようもないし、アテにならない’
と痛感したのだ。
この事件以降、彼らの言う事を殆ど信用
しなくなった。
結局Jリーグという世界標準のプロ組織があったおかげで、無能なオー
ナーやプロ野球OB達のウソ理論が白日の下に晒される事になり環境破壊
グループ企業オーナーが失脚するなど球界が浄化される事になったのだ。
合併でオイシイ目になるはずだったオリックスが、その後バチが当たった
ように弱体化したのに対し 岩隈久志や磯部弘一らを除いて寄せ集めの
感が拭えなかった楽天の方が徐々に強くなっているのは皮肉な話である。
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たしかに強いですね。
オリックスの弱さと対照的ですよ。
しょせんプロ野球のオーナー達はファンの事は何も考えずに、親会社の利益のみを追求する輩ばかり。
MLBやJリーグといった格好の手本があるのですから
‘何で見習わないのか’といつも思ってます。