高校サッカー決勝、流通経大柏と前橋育英対戦へ
年末から始まった全国高校ラグビーとサッカーが今日共に決勝を
迎える。
以前ならば7日にラグビーの8日か成人の日である第2月曜日に
決勝が行なわれていたのだが、今年は一昨年以来のバッティングで
ある。
基本的に両競技は別団体なのでいつやろうと勝手だし今年は本来
ラグビーの決勝が行われる7日は大学ラグビー決勝があるため日程
重複は仕方ないものの、キックオフの時間まで同じというのはいく
ら何でも芸がなさ過ぎるのではないか。
昭和の時代は高校サッカー決勝と社会人ラグビー決勝が同じ日の
同じ時間に下手すると国立と秩父宮という隣同士で行っていたわけ
で、それから考えるとマシかもしれないが両方見たいと思っている
スポーツファンにしてみると‘もう少し何とかならないのか’とい
うのが本音である。
アメリカではMLBやNFLなどのポストシーズンになると同じ
日でも開始時間をずらして複数の試合を被らずにOAする事が当た
り前になっているのに対し、日本ではプロ野球が週末や祝日はおろ
かCSでも自チームの都合のみを優先した日程や開始時間にすると
いうケースが目立つ。
例えば1月2日は箱根駅伝と大学ラグビー準決勝が行われるのだ
がハイライトの山上りである5区がラグビー準決勝第1試合と被る
ので両方見る場合はチャンネルを変えるのが忙しくなるので、ラグ
ビーの準決勝第1試合は1時間ずらして13:15あたりにキックオフ
すればいいのにと思ってしまう。
だから今回の高校ラグビー&サッカー決勝もラグビーの方が試合
時間が前後半60分なのだから13:00過ぎにキックオフすれば、ラグ
ビーが終わってからサッカーに入る事ができるわけだ。
日本のスポーツ団体は良く言えば独立独歩、悪く言えば縦割りと
いう形になっているため、こういう事になるのだからファンの事を
考えた日程や時間設定をする時代になっているのではないだろうか。