ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
自衛隊の扱いが対照的なフランケンシュタインシリーズ
昨日 記したように先週からビデオテープに保存していた東宝の怪獣
映画集をDVDに保存版として収録しているのだが、最初にやったのが
フランケンシュタイン対バラゴンとサンダ対ガイラ。
フランケンシュタイン対バラゴンが65年で姉妹版のサンダ対ガイラは
66年に作られているのだが、見ていて気付いたのが2作品では自衛隊の
活躍シーンが全然違うのだ。
フランケンシュタイン対バラゴンは前半でフランケンシュタインの成長
過程が描かれているし、バラゴンは地底から出没して人間や家畜を捕食
しては姿を消すので逃走したフランケンシュタインのせいになっていて自衛
隊が戦うシーンは殆どない。
自衛隊が目立つのはフランケンシュタインが猪を捕獲しようとして掘った
落とし穴に戦車が落ちてしまうシーンぐらいで、最後にフランケンシュタイン
が大ダコと戦っている時も遠巻きにしているぐらい。
一方のサンダ対ガイラでは自衛隊は大活躍。
人間を捕食するガイラをメーサー殺獣光線車を中心にした自衛隊が迎え
撃つシーンは なかなかカッコいい。
特に谷川岳に逃げ込んだガイラを迎撃するL作戦は、なかなか よくできて
いた。
木の根元に光線を配備して足元を攻撃し、川沿いに配備したメーサー殺獣
光線車で攻撃。
川を渡って反撃しようとするガイラだが川に高圧電流が流されているので
感電して のた打ち回る。
あと一息の所で突如現れたサンダからジャマされて倒すのに失敗したの
だが、あのまま続けていたらガイラは倒せていただろう。
更に東京で足を負傷したサンダとガイラが戦っていた所にメーサー車から
の攻撃でガイラに かなりのダメージを与えていたのを見ると、かなりの大
活躍だった。
神出鬼没のバラゴンや樹海に逃げ込んだフランケンシュタインの攻撃は
難しいものの、しっかり補足できるガイラの攻撃はやりやすいのだろうと
思ったものだ。
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メーサー殺獣光線車はあれはまさに、自衛隊のメカ(ビームを発する時の伊福部マーチもまたたまらない!)。けして地球防衛軍のメカではないと思いますね。もしも科学特捜隊やウルトラ警備隊だったら、違和感ありまくり、スマートかつ近未来的なデザインになっていたでしょう。
確かに田崎潤の橋本陸将は見事にハマってました。
これがフラバラとサンガイの違いでもあります。
フラバラの司令官は原住民の酋長役の小杉義男でしたね。
メーサー車は、いかにも自衛隊という雰囲気ですよね。