2016夏の甲子園 第7日

“わんこそば打線”がこの日も爆発!盛岡大付が2試合連続の14安打で初の「2勝」

 全49校が出揃う大会7日目注目のカードは第3試合の創志学園―
盛岡大付戦で、松坂大輔2世といわれる創志学園・高田を初戦で
九国大付との壮絶な打ち合いを制した盛岡打線の対決が見もの。

 第1試合は木更津総合の好投手・早川を唐津商打線がどこまで
打ち込めるか。

 第2試合は初戦で驚異の勝率を誇る明徳義塾に境が挑む形だが、
境打線が明徳の投手陣を攻略できるか。

 第4試合は鳴門・河野と智弁・村上の投げ合いが予想されるが、
打力を考慮すると智弁が有利か。

 第1試合:木更津総合 2-0 唐津商

 木更津は2回に4番が内野安打で出塁するとバントで送り6番の
タイムリーで先制すると7番&8番の連打で2-0とする。

 3回以降は唐津の谷口にヒットは打たれるものの踏ん張られて
追加点が奪えず本来なら嫌な雰囲気になるのだが、肝心の唐津
打線が木更津・早川の前に3回まで早くも6三振を喫し攻略の糸
口すら与えない。

 3回に1アウトから死球で出たランナーは盗塁失敗、4回に1アウ
トから3番がヒットで出塁するとけん制でアウトなど全くいいとこ
ろがなく12三振を喫し楽々完封を許した。

 谷口が踏ん張ったものの打線が全く打てなかった事に尽きる。

 第2試合:明徳義塾 7-2 境
 
 1回に明徳は1アウトから死球とヒットで1・3塁から4番の遊ゴロ
で先制し5番もタイムリーでたたみかけ2点を先行すると、境も3回
にヒットで出塁した7番を1塁に置いて9番の2ランで追い付く。

 しかし4回に明徳はエラーと内野安打などで1アウト1・2塁から
9番の遊ゴロで併殺を狙った送球が逸れて1点を勝ち越すと、5回
にはスクイズ6回は犠牲フライで着々と加点し7-2で逃げ切った。

 境は大事なところで出たエラーが悉く得点に絡んだ形だ。

 第3試合:創志学園 8-11 盛岡大付

 2回に創志が四球とヒットで1アウト1・3塁から3ゴロ野選とスク
イズに1番のタイムリーで3点を先行すると3回にも四球で出塁した
3番を6番の3ベースで4-0とリードを広げる。

 3回まで1安打だった盛岡も4回に1アウトから3番がHRで1点を返
すと3連続四球と2ゴロに2本の内野安打で追い付き、5回には2番&
3番の連打と四球で満塁から5番&7番の短長打で3点を勝ち越す。

 創志も直後の6回に2アウトからエラーを挟んで1番以下が3連打
して1点差に迫るが、盛岡はその裏に2番がヒットで出塁し盗塁と
内野ゴロで3塁に進み4番の2ランと5番以下の3連打で11-7とし
勝負を決定付けた。

 3回まで完全に創志ペースだったが1アウトから出た3番のHRで
一気に流れが盛岡に行ったのだから値千金のHRだった。

 第4試合:鳴門 5-2 智弁学園

 1回に智弁は1番がヒットで出塁すると3番が四球で1・2塁から
5番&6番の連打で2点を先制すると、4回以外は毎回ランナーを出
していた鳴門も5回にヒットで出塁した8番がバントで2塁に進み
相手エラーで1点返し6回には四球で出塁した3番を5番のタイム
リーで返して同点に追い付く。

 智弁打線は2回以降2安打に抑えられたのに対し鳴門もチャンス
のわりに得点できず、9回に6番の2ベースからチャンスを掴み2ア
ウト3塁から2つの四死球で満塁から2番がライト前に落としバック
ホームの送球も逸れて一挙に3点入り勝負を決めた。

 幸先よく2点先制した智弁だったが2回以降は立ち直った河野を
打てなかったのが響いた。

 選抜なら逃げ切れただろうが夏になれば打力がアップしている
ため、村上も踏ん張り切れなかったという事だろう。

 

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