ミラーマン28話:殺し屋怪獣から挑戦状

 ミラーマンに変身する鏡京太郎は負けず嫌いで敵の挑発に乗りやすいという
欠点を持つのだが、当然のようにインベーダーは京太郎の そういった性格を熟知
していて過去何度か行われた京太郎の性格を知っているがゆえの作戦を仕掛けて
来る。

 
 今回登場する怪獣キーラゴンは帰ってきたウルトラマンに登場したグドンを髣髴
させるムチ状の両手が特徴で、ミラーマンの光線技を発射する腕を痛めつける。


 深夜の山道で京太郎は怪獣・キーラゴンと遭遇、背後からインベーダーは
‘勇気があるならキーラゴンの挑戦を受けろ’と挑発され12:00ちょうどに芦ノ湖
で戦う事を決意。


 御手洗博士に その旨を報告するのだが当然博士は京太郎の性格を熟知して
いるので罠だと判断して反対し、芦ノ湖に潜むキーラゴンに対してジャンボフェ
ニックスで先制攻撃をかけさせるがキーラゴンは あっさりと姿を消してしまう。


 基地に戻ったSGMのモニターにキーラゴンの姿が映りミラーマンを嘲笑する
声が流れるので いたたまれなくなった京太郎は変身するために部屋を出るが
御手洗から反対されただけでなく許可なく変身したらSGMから除名すると告げら
れた。


 その後 京太郎は朝子の買い物に付き合うがデパートの屋上で再びインベーダー
からの挑発を受けガマンできなくなってミラーマンに変身するとキーラゴンに挑むの
だが、当然ながら怪獣は強く腕を痛めつけられてミラーナイフらの技を封じられて
しまうだけでなく
ベルトのカラータイマーまで点滅し始めた。

 辛うじてジャンボフェニックスの援護でエネルギー時限爆弾による爆死は免れた
ものの重傷を負いSGMの医務室に収容されるのだが、御手洗は忠告を聞か
なかったという事でSGMから除名を宣告。


 その夜 円盤が出現してジャンボフェニックスが迎撃に向かうものの海中から
現れたキーラゴンの攻撃で1号機が被弾して一旦基地に帰投する事になり2号機
と3号機での攻撃も通じず弾薬や燃料の残りも僅かに追い込まれる。


 窮状を知った京太郎は自分のメンツのためでなく己の命を犠牲にしてでも最終
決戦に挑む決心を御手洗に告げ変身してキーラゴンに立ち向かう。


 右手の負傷で光線技が使えないミラーマンは当然ながらキーラゴンに苦戦する
が最後に捨て身のミラーキックを炸裂させて遂にキーラゴンを倒し、円盤もジャンボ
フェニックスの攻撃で撃破されるのだった。


 京太郎の身を案じる御手洗は自ら車を運転して横浜港まで探しに行き、力尽きて
横たわる京太郎を発見すると労いの言葉をかけSGMバッジを与えるのだった。

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コメント
 
 
 
二人の失敗 (怪人太郎冠者@1553)
2012-06-19 12:11:39
本話において、京太郎だけでなく御手洗博士も大ミスをしていると思います。

先ず京太郎、売られたケンカを買うのは毎度毎度のことですが、インベーダーにエネルギー時限爆弾を埋め込まれたことを、前話で御手洗博士に告白しています。その時に「(要約すると)カラータイマーはあるけれど外せますか?」と何故、相談しなかったのか。
その結論は本話でもいいのです。それを怠り、本話で相手に挑発されて泥縄式で相談すると言うところ。
ここらが27話との緩やかな前後編というところでしょう(これは13話、14話と全く同じ展開です)。

そして御手洗博士の失敗、はやる京太郎を抑えるために買い物に付き合わせるということ。
これでは逆効果、他の四人が探索に奔走しているのに自分だけがカヤの外に置かれては普通なら「俺はいったい何なんだ」と思う筈(実際に後半からは「カヤの外感」が強くなります=エンディングテーマも含めて)。
ではどうすればいいか。
今となってはですが、京太郎をフェニックスに乗せて他の四人と同一行動をとらせることです。そうすれば変身しようにもできません。
ですが、キーラゴンを前に、三機に分かれて攻撃した時、インベーダーは単独で乗っている京太郎を挑発。その結果、操縦中に変身⇒一機墜落⇒返り討ち⇒他の五人にも明確な除名処分。
そこから復帰しても、別行動をとらされることになる。
こういった展開もアリかな、などと思ったりもします。
 
 
 
親心が仇に・・・ (こーじ)
2012-06-19 23:21:27
>怪人太郎冠者@1553様
 たしかに京太郎はプライドが高く売られたケンカを買う事や、責任感は強いと言う性格的な特徴があり、
それを最も理解しているのが御手洗博士ですね。

 にも拘らずジャンボフェニックスが出動している間に京太郎だけ朝子とデートで出かけるというのは ただでさえ不本意なのに、そこにインベーダーの挑発が加わるのだから火に油状態ですよね。

 ならば今回だけはジャンボフェニックスに搭乗させるというのも確かにアリですね。
 
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