南夕子の存在が際立ったメトロン星人Jr編

 今から50年前の今日72年5月19日にOAされたウルトラマンA7話
メトロン星人jr編はウルトラマンA初の前後編だけでなく、超獣ド
ラゴリーだけでななくメトロン星人Jrに怪獣ムルチまでが登場す
るという豪華エピソードだ。

 地球に接近する溶星ゴランを迎撃するため弾道ミサイル・マリ
ア1号の発射をメトロン星人Jrが破壊して妨害すると同時に、発射
秒読みを担当した山中隊員の婚約者・マヤを殺害して憑依しTAC
基地内で暗躍をする。

 マヤの正体を北斗星司が見破るもTACの先輩・山中の婚約者とい
う事で、さすがに山中はマヤの態度を怪しむも北斗に反発するわ
けだ。

 極めつけがマリア2号を見たいと言って破壊しようとするのだが
南夕子は内部に通す代わりに、山中隊員からもらった婚約指輪を
要求しマヤはあっさり了承したので正体がバレる。

 北斗星司の‘メトロン星には婚約指輪の習慣はないらしいな’とい
う名セリフが、そのシーンを象徴している。

 正直言って北斗では婚約指輪云々の話は気
そこは女性ならではの目線で南夕子の存在の重要性を強調している
わけで脚本がメインライターの市川森一ならではだろう。

 余談ながら今回に限って敵を異次元空間に封じ込めるエースバリ
アという技を使うのだが、南夕子に相当な負担をかけるのは女性の
方が男性よりも体力的に厳しいという事が原因なのかと思うのだ。

 やはり体力的には男性より女性の方が厳しいためエースバリアの
ダメージが南夕子に来た一方、マヤの正体を見破る事ができるのは
共に女性である南夕子の存在ならではだろう。

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