今場所も優勝争いに大関不在


gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/sponichi/sports/sponichi-spngoo-20220518-0271

 大相撲夏場所は中盤を終えトップが2敗で4枚目の隆の勝、3敗で
横綱・照ノ富士を5人が続いており合計6人による優勝争いとなって
いる。

 問題は3人の大関陣が誰もこの中に入っておらず正代に至っては
4勝7敗と負け越しにリーチがかかっているのだから、名目上番付
最高位といわれる大関陣が優勝に絡めないというのは情けない
ものがある。

 それにしても最近の大関陣の多くが大関昇進の前3場所合計で33
勝して昇進したのに、昇進後は2桁勝利どころか勝ち越しがやっと
で負け越してかど番を何度も繰り返す者もいるのだから何をかいわ
んやである。

 そこで個人的に大関に昇進後弱くなるケースについて理由を考え
て見ると、大関昇進が相撲人生のゴールになっている力士が多いの
ではと考える。

 大関は番付最高位であると共に横綱へのステップという地位に当
たるのだが、30歳を越えて昇進した力士にとって横綱昇進は現実的
ではなくなってしまう。

 さらに横綱は常に相手の攻めを受けて立ち毎場所必ず優勝争いを
する必要があるし、負けが込み始めると休場しても陥落はない代わ
りに引退しなければならないという過酷な地位になっている。

 大関は陥落はあるものの2場所連続での負け越しだから、そのう
ち2場所連続で負け越さなければよしという考えになっているので
はないかと思われる。

 やはり更なる上を目指すモチベーションがある間は強くなるが、
地位を守るのに汲々としているとモチベーションも下がり気味に
なりケガなども増えて来るのだろう。

 もったいなかったのは故・貴ノ浪で同部屋に貴乃花&若乃花の
兄弟横綱がいるので1つの部屋から横綱3人は多過ぎるという雰囲
気は当然出るだろうから、それがモチベーションの低下につなが
ったのではないか。

 やはり上を目指す気持ちがなければ負けが込み出すという事が
実証されているのではないだろうか。

 

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