ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
2015世界陸上での日本は
女子マラソン伊藤7位、リオ五輪代表=女子5000の鈴木9位―世界陸上
8月22日から北京で行われていた世界陸上が今日で終わった。
メダル2個入賞6を目標に掲げていた日本陸上陣だが、競歩男子
50㌔で谷井 孝行の銅メダル1個に荒井広宙の4位と女子マラソン
で伊藤舞が7位という入賞2という結果だった。
個人的には目標には届かなかったものの日本の現状からすれば惨
敗というわけでないし、これ以上の成果を上げたければ以前も記した
ようにダイヤモンドリーグのような海外の試合に多く出場するなど
ドラスティックな改革をするしかなくいのだが無理ならば国内トップ
選手達にベストコンディションをいかに作らせるかという事に尽きる
だろう。
400mリレーでは中国が38秒台で走って繰り上げ銀メダルを獲得
しているのだが、日本も桐生義秀や山縣亮太に飯塚翔太らがベスト
コンディションで出場すればサニブラウンという新星も出てきた事
もあり中国に勝るとも劣らない陣容になるはず。
やり投げの鈴木凌平が初出場で入賞に一歩及ばない9位だったが
記録的には前回なら5位に相当する記録で、決勝の3投目で記録は
伸ばしたもののラインを越えてファウルにならなければベスト8に
残れたわけだから経験不足という事になるだろう。
もっとも五輪の前年になって一気に記録のレベルが上がったわけ
ではあるが、勝負に徹する傾向が強い五輪本番で今回同様に記録が
上がるかは分からない。
それを考えると来年のリオ五輪での活躍を望むならばダイヤ
モ ンドリーグのような海外の大会に多く出場して経験を積ませ選手
達には必ずベストコンディションで臨ませる事が最重要課題に
なるだろう。
間違っても男子400mリレーのように土壇場になってメンバーを
変更させざるを得ないような状況では、どんな大会でも予選突破
すら難しいという貴重な教訓だったという事になる。
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海外で武者修行して場慣れするのは必須だとはいえ、日本人がコンディション調整だけで海外の強豪と太刀打ち出来るほど甘くないし、ましてや次の五輪は地球の裏側で行われるリオなのだから苦戦は免れないよ。
ただ、幸いなことに今の日本の陸上界にはサニブラウンだけでなく、将来期待される有能なハーフの選手が各種目にいる。
女子長距離の高松姉妹、男子短距離のケンブリッジ飛鳥とウォルシュ・ジュリアン、女子七種競技のヘンプヒル恵らが代表例だ。
来年のリオには間に合わないかもしれないが、5年後の東京五輪では間違いなく主力を担うことになる。
ハーフ選手の最高の成功例である室伏を手本に、才能を早期発掘して英才教育を施すべきだよ。
中東勢などはこの手を使ってますから、日本ではハーフの選手をピックアップするというのは十分OKだと思います。
たしかに陸上ではリオよりも東京狙いで強化して欲しいと思います。