2014選抜高校野球,第5日

龍谷大平安、大島に大勝＝広島新庄、桐生第一も２回戦へ―選抜高校野球(時事通信) - goo ニュース

　大会5日目の注目カードは第2試合の今治西－桐生第一戦。

　四国大会を制した今治西と関東大会準優勝の桐生第一の対戦にな
るのだが、今治の左腕・神野に対し下級生中心の桐生が どう攻略す
るか。

　第1試合は新庄の左腕・山岡と東海大三打線の対決。

　第3試合は近畿王者の龍谷大平安に21世紀枠の大島が どこまで
食い下がれるか。

　第1試合：新庄 6－0 東海大三

　新庄は1回に1番がヒットで出塁すると盗塁と内野ゴロに四球な
どで2アウト1・3塁から5番のタイムリーで先制すると、5回には
1アウトから9番以下の4連打で2点を追加し3－0と優位に進める。

　ペースを掴んだ新庄は6回にも死球で出た7番を8番&9番の連
打で返して4点目を挙げ、9回には2アウトから四球で出た2番が
盗塁した後にタイムリーとエラーに4番もタイムリーも放ちリード
を6点に広げる。

　東海大三打線は山岡の前に13三振を喫し僅か2安打。

　2回に1アウトから5番がヒットで出塁し相手エラーで2アウト
2塁としたのがチャンスらしいチャンスだった。

　1回の1点が山岡を楽にしたのだろう。

　第2試合：今治西 1－5 桐生第一

　桐生は1回にヒットで出た1番をバントと内野ゴロで3塁に進め
4番のタイムリーで先制すると、2回には5番をバントで送り7番の
2ベースで2点目を挙げるとヒットと死球で満塁から内野ゴロとタイ
ムリーで4－0とする。

　更に4回には四球で出塁した7番を9番の3ベースで返して5－0
とリードを広げた。

　5回以降立ち直った神野が桐生打線を抑えていたのだが今治打線は
桐生の山田に対し8回まで僅か2安打に抑えられ、9回に9番の2ベ
ースを足場に相手エラーで1点返すのがやっとだった。

　好投手といわれた神野が立ち上がりに いきなり打たれて失点、特に
2回に失った3点で桐生の山田が楽に投げる事ができて予想以上の差と
なった形だ。

　第3試合：大島 2－16 龍谷大平安

　1回に大島は1番のヒットとバントに3番が死球で1・2塁から4番が
レフト前に打ち返すが2塁ランナーがホームでアウトとなったのに対し
平安は3回に9番のHRで先制する。

　4回に4番の3ベースと6番のタイムリーで大島が追い付くと、その
裏1アウト3塁から2アウト満塁のピンチを凌いで5回に2つの四球と
バントヒットで1アウト満塁のチャンスを迎えるが交代した中田の牽制
で1塁ランナーが刺されチャンスを逃す。

　その裏に平安は四球で出塁した2番を3塁に置いて5番のタイムリー
と6番の2ランで4－1と突き放す。

　直後の6回に大島は1アウトから6番がヒットで出塁しバントで2
アウト2塁とするが8番のレフト前ヒットでランナーがホームでアウト
となって無得点だったその裏、平安は四球で出塁した8番を2塁に置き
2番のタイムリーで追加点を挙げると流れは一方的になり5点を追加す
ると8回にも7点を挙げて16－2の大勝。

　1回に1アウト1・2塁、6回に2アウト2塁から出たレフト前ヒット
で2塁ランナーがホームで刺されたり、5回には1アウト満塁から1塁
ランナーが牽制で刺されたりと平安の固い守りが流れを大島に渡さなか
った。

　平安のヒットが16に対し大島も11安打を放っているのだが違いは
HR2、3ベース3に2ベースが3という長打力の差も出た形だ。