セブンが相性の悪いタイプは

 BSプレミアムでOAされているウルトラセブンも、いよいよ最終
話・史上最大の侵略を迎え昨日は前編だった。

 平成以降のウルトラの最終回は最終章として3部構成になってい
るケースが多いのに対し、昭和ウルトラの最終回はウルトラマンか
ら80までの中で唯一前・後編の2部構成になっているわけだ。

 その最終EPに登場する敵はゴース星人で双頭怪獣パンドンを操っ
ており、セブンは歴戦の戦いのダメージから2度にわたって戦うも
苦戦しているため平成セブンでは‘セブンは対パンドンにトラウマが
ある’的な事が語られていたのだが個人的には‘本当か?’だった。

 確かにパンドン相当なパワフルな怪獣だが、あくまでセブンが歴
戦のダメージで弱っていたと推測するからだ。

 なるほどウルトラマンを倒したゼットンはウルトラマンに勝つた
めの備えをしっかりやっていたというのが識者達の分析でも分かる
し、いろんな仮説が悉く納得のいく理論で感心したのを覚えている。

 そして岩本博士の無重力弾で倒されたのは前日完成した新兵器と
いう事から敵陣営に備えがなかったというのも大きいだろうが、こ
とパンドンに関してはセブンが相性の悪い相手だろうか?と思うも
のである。

 セブンに登場したパンドンのようなパワー型の怪獣といえばギラ
ドラスやリッガーにガッツ星人が偵察用に送り込んだアロンらが代
表格になっているが、手こずりはしたものの大苦戦という相手では
なかった印象がある。

 一方で唯一の敗北はガッツ星人戦で分身攻撃の前に翻弄されエネ
ルギーを格段に消耗し最後はエネルギー切れになっているし、その
前にもプロテ星人相手には一ノ宮博士が星人と物質転送機に入って
消滅するまで幻影相手に戦い続けていたのだからパワー型の敵より
幻影などで翻弄するタイプの方がセブンは相性が悪いと思う。

 もっともパンドンのようなパワー型はダメージの蓄積で弱ってい
たセブンには辛い相手だったろうし、ゴース星人がそれを見越して
送り込んでいたなら凄い事だ。

 ちなみにセブンの主題歌の2番は‘倒せ火を吐く大怪獣’だがセブン
にはそういった相手は印象がないのだが、パンドンはセブン相手で
はないが火を吐いているので主題歌の2番に相応しい敵と言えるだ
ろう。

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