コンクリート製ゴミ箱は どこへ行った

 私の地元の木はイチョウで道沿いにはイチョウ並木が見られるの
だが晩秋になると枯れ葉が散乱するわけで、先日車を走らせている
とイチョウの枯れ葉を市の職員が掃除しているのに出くわした。

 面白いのが回収した枯れ葉を直接ゴミ収集車に入れており‘昔のゴ
ミ収集車は ああやって直接ゴミ収集車に入れていた’という話を女房
にしたのだが、やはりというべきか私より13歳年下の女房はゴミは
袋に入れて出すものと思っていたらしく驚いていた。

 そうゴミを袋に入れて出すというのはコチラでは70年代半ばから
であり、それまでは各家庭の軒下にコンクリート製のゴミ箱があり
家のゴミ箱のゴミを直接入れたのを収集車が前部の蓋を開けて持っ
て行っていたのだ。

 小学校などでも教室のゴミは直接入れて敷地内にある焼却炉に捨
てるというのが一般的であり、教室内のゴミ箱に袋を敷いて出すと
いう概念自体がなかった。

 だから家庭用のコンクリートゴミ箱は必需品であって頑丈なため
子供の頃は、よく上に乗って飛び降りたりしていたし自宅のゴミ箱
が満杯になると近所のゴミ箱を使わせてもらう事もあったのだ。

 とはいえ生ゴミなどを直接入れると匂いも出るし夏などハエなど
がたかって汚く、収集が終わるとホースの水で中を流しデッキブラ
シで残りをこすり出していたのを思い出す。

 70年代半ばから各家庭のゴミはビニール袋に入れてコンクリート
製ゴミ箱に入れておくのが主流となっており、おかげでゴミ収集後
にデッキブラシでの掃除をする必要がなくなっていた。

 それがいつの間にかコンクリートゴミ箱が姿を消しポリバケツ型
になったわけで、気が付いたらなくなっていた感じである。

 それを考えると今は随分清潔になったものだと思う。

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