キャンプ見学は、前半の方がいい？

　私は93年から00年まで8年間、毎年ジャイアンツの宮崎
キャンプを見に行っていた。
　基本的にウチの店が休日の第3月曜に行っていた。
　というのもキャンプ終盤に行くと、午後からの紅白戦が
見られるのだ。
　紅白戦を見られると、何となく得をした気分になる。

 　ところが最後に行った00年は、第3日月連休に家族旅行が
入ったので第1月曜に行った。
　00年は第1月曜は7日だったので、まだ紅白戦は行われて
なかった。
‘面白みがないかな・・・・’と思いつつ観戦していたのだが、
通常は午後から紅白戦が行われる時間帯に特打ちが入って
いた。
　そして特打ちをしたのが、松井秀喜と高橋由伸、清水隆行
の左打者3人。
‘オイ、オイ こりゃ すげぇ！’と思いつつ通常のネット裏から
ライトスタンドに移動すると・・・・　
　松井の打球はオーバーフェンスどころか、更に2段ロケットの
ように加速して場外に出て行くのである。
　これをマスコットバットで5本打つと2本は場外弾を放っている
のだ。

 　隣の高橋は‘飛距離を争っても意味がない’とばかりに軽く
左中間方向へミート中心のバッティングに徹していた。
 

これなら下手な紅白戦よりも

面白い！ 　

　実は何年も行くうちに、紅白戦は主力にとっては調整の場なので
気合を入れて臨んでいるのは1軍ギリギリの選手達だけというのが
分かってきた。
　だからイマイチ面白みのない紅白戦よりも、主力打者の特打ちの
方が よっぽど面白いのだ。

　ならば‘紅白戦が始まってない、前半の方がいいかも’と思いつつ
帰途についたが、翌01年は結婚式準備のため宮崎行きは中止。
　02年は長男が生まれたばかりなので、これまた中止。
　そして03年以降は、01年限りでお目当ての長嶋茂雄監督が退任
したのに続いて松井秀喜がNYヤンキース移籍して不在だったので
行く気がしなくなった。

 　更に04年は・・・・

悪太郎ジャイアンツなど最悪で見に行く気も

起きなくなった。