朝乃山の幕内復帰は大きい


gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/nikkansports/sports/f-bt-tp1-230526-202305260000832

 5月14日に初日を迎えた大相撲夏場所は、13日目に横綱・照ノ
富士が平幕14枚目の朝乃山に勝って1敗でトップに立ち大関取り
を狙う関脇・霧馬山が2敗で追う展開になっている。

 今場所は横綱・照ノ富士が久しぶりに復帰し大関・貴景勝も休
場明けではあるものの、横綱&大関が揃った場所となっているわ
けで安心感がある。

 それにコロナ禍での無断外食のペナルティによる謹慎処分で3
段目まで番付を落としていた元大関・朝乃山が幕内に復帰した
ので、久しぶりに幕内で取る相撲はどうなのか?と注目された
のだが初日から7連勝し中日に朝青鵬から敗れるも3連勝して2桁
勝っている。

 照ノ富士と朝乃山の共通点はマワシを取る四ツ相撲タイプな
のだが最近の相撲界は押し相撲力士が中心になっており、押し
相撲は調子に乗ると大勝ちする反面 負けが込み始めると歯止め
が利きづらいという欠点も併せ持つ。

 最近の相撲界は大関・貴景勝を筆頭に押し相撲力士が中心に
なっており確かに膝に故障を抱えた照ノ富士には押し相撲の方
が有効だと思うのだが、安定感という意味は四ツ相撲を取れる
力士の方があるわけで押し相撲力士ばかりが上位を占めても安
定感に欠ける。

 つまり照ノ富士には勝てても二桁勝利と負け越しを交互に続
けるようでは三役以上の定着は厳しいのだから、安定感のある
四つ相撲力士の上位定着が望まれていた

 そういった意味で朝乃山が幕内に復帰したのは大きく、それ
を刺激に押し相撲力士達も凌ぎを削るというのが大相撲が盛り
上がる要因になるのではと思うのだ。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« ジローが帰っ... ぼくらのキカ... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。