ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
仮面ライダーの最終回、正体を表した首領に思う
今から40年前の一昨日73年2月10日にOAされた仮面ライダーの最終回で
1号&2号ライダーがゲルショッカーの本部に乗り込んでゲルショッカー首領の
正体を暴いている。
仮面ライダーに登場する悪の秘密結社・ショッカーの首領は基地にある鷲の
レリーフから声で指令を送るだけで決して実体を見る事ができないという謎の
存在だったため、どんな姿をしているのだろうと大いに期待していた。
そして迎えた最終回でゲルショッカーの本部を急襲した2人のライダーが見た
のはKKKのような赤い頭巾を被った人間体で、頭巾を剥ぐと無数の蛇が巻き
ついた顔があり赤い毒ガスを噴出していたがライダー達は蛇を剥ぎ取ると一つ目
の怪人体。
結局 大した抵抗もできずに本部と共に自爆する形でゲルショッカーは全滅した
ので ある意味ガッカリしたのだが、次回から始まるV3ではデストロンの首領として
復活するだけでなくGODやゲドンにガランダー帝国やブラックサタンまで影で操る
という何度やられても復活するキャラだった。
大規模組織の首領=最強キャラという子供ならではの思い込みを しっかり覆して
くれたわけだが、今にして思えばウルトラマンAのヤプールのように いくら倒しても
復活して逆襲してくる しつこさの方がタチが悪いだろう。
もっともストロンガーの最終回で岩石大首領として7人ライダーの前に姿を現すの
だから‘今度こそ’と思ったのだが、体内に飛び込むと正体は頭脳で‘地球を棄てて
宇宙の果てに帰る’と言い残しライダーもろとも自爆しようとした終わり方だった。
このパターンはレインボーマンのミスターKのようなタイプを髣髴するのだが、大人
向け作品のボスキャラはこのタイプの方が多いのではないかと思う。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
« 祝!女子アイ... | 井上尚弥とフ... » |
しっかり納谷悟朗氏の声でしたからね。
もう、仮面ライダー行くところ、
絶対に立ちふさがる最強の敵なのでしょう。
NEXTで、風見志郎が
「ショッカーに忠誠を誓って」
なんて言うと、やや違和感があるのですが。
ある意味、ヒーローの敵の組織名としては、
一番知名度が高いのではないでしょうか?
ウルトラには、このタイプの敵組織がなかったですから
(ヤプールとかは、一般人には馴染みないでしょう)。
まぁショッカーといえば悪の組織の代名詞的なものになりましたよね。
平成のリメイクでも納谷悟朗氏というのも愛情が感じられますが、ウルトラではエースの声だったのがショッカーでは悪の首領ですから正反対のキャラを演じていたわけですね。