光と闇に誘われる孤門

 今から20年前の今日04年1月15日にOAされたウルトラマンネク
サスEp15では前回、孤門は憎しみの想いから攻撃した事により囚
われていた山邑理子に気付かずに重傷を負わせてしまいトラウマ
を抱えてしまう事になる。

 結末を知っているからこそ言えるのだが溝呂木眞也が孤門を執
拗に闇の世界に誘おうとするのに対し、姫矢が1話からネクサスと
してペドレオンから助けたり闇堕ちするのを徹底的に止めようと
するのは不思議だった。

 今にして思えば孤門がノアになれる才能を持っている事を両者が
認識していたのだろうか。

 だからこそ溝呂木は孤門と知り合ったばかりの斎田リコを家族ご
と殺害しリコを自らの操り人形としてダークファウストにして差し
向け、結果的に斎田家を皆殺しにしたノスフェルに対する怒りを植
え付けるという周到な計画を立てる。

 一方の姫矢は戦場カメラマン時代に負傷したのを看病してくれた
少女セラが自らの目の前で爆死してしまったのがトラウマになった
辛い過去を基に、‘自分にも忘れたい過去がある、過去は変えられな
いが未来なら変えられる’と孤門を励まし何とか闇堕ちから救おうと
するのが印象的。

 結果的に孤門は理子に重傷を負わせたトラウマからノスフェルを
撃てず石堀を負傷させてしまい、憎しみでは何も変えられなかった
と痛感するのだった。

 

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