ナダルが4強入り、ラオニッチにストレート勝ち
テニスの全豪OPは今日で男女シングルスはベスト4が出揃う
大会10日目で、男子はベスト8の最終試合でラファエル・ナダ
ルがミロス・ラオニッチに3-0のストレート勝ちしベスト4に
進出。
第1Sは第7Gをブレークしたナダルが6-4で取ると第2Sは第
10Gで3本のセットポイントを握られただけでなく、タイブレ
ークに入っても一旦セットポイントを握られるものの逆転で
取って7-6と2セットを連取。
迎えた第3Sも共に前の2セット同様サービスゲームをキープ
し続ける展開だったが、第10Gをブレークし6-4で取り3-0の
ストレート勝ち。
これで男子のベスト4はロジャー・フェデラーとスタン・ワ
ウリンカにグリゴール・ディミトロフとナダルの対戦となった。
今大会はランキング2位のノバク・ジョコビッチが初戦で敗れ
ると、1位のアンディ・マレーも4回戦でドイツのミーシャ・ズ
ベレフに敗れるなど波乱続きの前半だった。
今日ランキング3位のラオニッチがナダルに敗れただけでなく、
5位の錦織圭もロジャー・フェデラー相手にフルセットの末に
敗れているのでトップ5でベスト4に残ったのは4位のワウリンカ
のみになった。
ただしマレーやジョコビッチが早期敗退する代わりに元気なの
が、ベテランのフェデラーとナダル。
ナダルは3回戦でアレキサンダー・ズベレフに1-2から逆転で
勝つと4回戦でガエル・モンフィスに3-1で勝ったし、フェデ
ラーに至っては3回戦でトーマス・ベルディヒにストレート勝ち
すると4回戦で錦織圭にフルセットの末に勝ちしベスト8では
マレーに勝ったズベレフにもあっさりとストレート勝ちする
など復活の気配を見せている。
2人とも共に最近は不調でフェデラーが17位、ナダルが9位に
落ちていたのに対しラオニッチやワウリンカに錦織らが台頭し
世代交代かと思われていたのだがベテランの逆襲という感じで
ある。
この流れで行くと男子シングルス決勝はフェデラー対ナダルと
いうレジェンド対決になる事も十分あり得るのでは、と思わせる
展開になってきた。