飯塚が東福岡の3連覇を阻み選手権初出場を決める

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https://news.goo.ne.jp/article/soccerdigestweb/sports/soccerdigestweb-120231

　今日福岡のベスト電器スタジアムで行われた全国高校サッカー選
手権決勝で、飯塚が東福岡に1－0で勝ち冬の選手権初出場を決めた。

　0－0で迎えた前半終了間際の38分に池田悠夢が左サイドから持ち
込み1点先取すると、その後も東福岡に決定機を与えず1－0で逃げ
切った形だった。

　両校は昨年も決勝で対戦しており昨年は延長戦の末に2－1で東福
岡が勝って選手権出場を決めていたのだが、実は夏のインターハイ
は飯塚が出場していたので実力は拮抗していたわけで昨年のリベン
ジとなったわけだ。

　中辻喜敬監督体制になって攻撃サッカーを徹底していたのだが、
監督就任8年目にして遂に選手権出場を決めた。

　プレミアリーグ所属の東福岡に対し県リーグ1部の飯塚の対戦で
はあるものの攻撃サッカーで決定機をほぼ与えなかったのだから
凄いと思うし、県1部をぶっちぎりで優勝しているのを考えると県
レベルも上がってきたと実感する。

　基本的に以前の福岡は東海大福岡（当時は東海大五）が強かった
のが東福岡の一強になり、その後は筑陽学園や九国大付らが台頭し
て来た中で飯塚も加わってきた形になる。

　個人的に飯塚は43年前に受験して合格した学校だから思い入れは
あるし今年スイーツ甲子園でも全国制覇しており、野球部も08年と
12年に夏の甲子園に出場するなど近年大いに活躍している。

　ちなみに今日は千葉でも日体大柏が市船橋に2－0で、静岡では浜
松開誠館 が2－0で 藤枝東に勝って選手権出場を決めており強豪校
が揃う県でも新勢力が台頭している感が強い。