キングコング・髑髏島の巨神の主役はサミュエル・L・ジャクソン

 年明けにWOWOWでキングコング・髑髏島の巨神がOAされて
いた
ので収録しDVDにダビングして保存した。

 この作品は昨年の3月に見に行って次男が大喜びしながら見たわ
けで、当然のようにWOWOWでOAされたのを見た後にDVDで
何度も
見直している。

 それにしてもキングコング以上に存在感を発揮しているのがプレ
ストン・パッカード大佐を演じたサミュエル・L・ジャクソンで、
息子達にとってはスター・ウォーズシリーズのEP1から3まで登場
したジェダイマスター:メンス・ウィンドゥのイメージが強いよ
うだ。

 何せベトナム戦争で数々の戦果を挙げた叩き上げの軍人で不本意
な形で撤退する事をよしとせず髑髏島調査団の輸送及び護衛という
任務に就いたものの、島に到着して早々にコングの襲撃でヘリ部隊
を全滅させられ多くの部下を失った事からコングに対する敵愾心を
燃やすというものでコングと対峙しても全く引けを取らない圧倒的
な存在感だった。

 ゴジラシリーズでいえばvsスペースゴジラで柄本明演じる結城晃
少佐がvsビオランテで、ゴジラの口に抗核バクテリア弾を撃ち込ん
だ直後に殉職した権藤一佐の仇を取るためにゴジラを付け狙うキャ
ラだったがパッカード大佐は同じキャラながら存在感という点では
劣ってしまう。

 思えば怪獣映画などを見ていると怪獣に負けない存在感を持った
キャラが度々登場し、見ている我々を楽しませてくれているわけで
例えば田崎潤演じる海底軍艦・轟天の神宮寺大佐などは挙げられる
だろう。

 もっともゴジラ対メカゴジラでは流星人間ゾーンの主役・防人光
を演じた青山一也が主役の大門正明の弟として出演しているものの、
残念ながら存在感が今ひとつでメカゴジラの攻勢に苦戦するゴジラ
を眺めているシーンでは‘いつもゴジラに助けられていたのだから
オマエ早くゾーンファイターに変身してゴジラを助けんかい!’と
突っ込みたくなったのも事実。

 とりあえず海底軍艦では高島忠夫が主役だしメカゴジラの逆襲で
は佐々木勝彦が主役ではあるが、存在感からすれば田崎潤やメカゴ
ジラの逆襲では真船博士を演じた平田昭彦に負けている感じがする。

 というワケでキングコング・髑髏島の巨神の主役はトム・ヒドル
ストン演じるジェームズ・コンラッドなのだろうが、正直言ってサ
ミュエル・L・ジャクソンの方が真の主役に思えて仕方ない。 

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