選抜高校野球の日程について

 今日は3月27日。我々が学生時分の選抜高校野球の開幕日
であった。
 当時高野連は基本的に大会は春休みに入ってからという
スタンスでやっていたので、ちょうど春休みの10日間を使用
しての大会だった。
 ただ日程的にはかなり不満があったようで、ちょうど3月と
4月に5日づつ取るので出場校の年度末の切り替えが難しいと
いうものや雨が降りやすいので2日ばかり中止になると日程が
圧してきて雨中の泥試合が2,3年に1度は行われるハメになって
いた。
 高校バレーは20日頃から開幕なのに・・・・と思っていたが
高野連は‘教育の一環’をタテに83年頃から2校増えたのを理
由に26日開幕にしたものの、方針を替えなかった。
 ところが03年から23日開幕になったのである。
‘年度替りの混乱を避けるため’という大義名分をかかげては
いたが、どうやら国営放送のMLB中継のからみが推測される。
 松井秀喜のヤンキース入りが決まり、イチローの出場予定試
合と並んで衛星放送の顔になっていたのでMLBが開幕するとバッ
ティングしてしまうので‘なるべく3月いっぱいまでに主要日程
を消化してくれ’という国営放送の要望を受け入れたのでは?
と思えるのだ。
 配下の高校からの要望には耳を貸さず格上の放送局の言う事
は2つ返事で引き受けるような感があるのはどうも釈然としない。

 選抜高校野球
 G1:チャンスが多く押し気味だったはずの旭川は2度の走塁ミス
が響いた。創造学園はランナーを出したのは得点した5回を含む
中盤のみ、ただ1-0のスコアのわりに緊迫感のない貧打戦という
感じだった。
 G2:神宮大会優勝の高知が有利と思われ4回まで高知は2-0と押
し気味に試合を進めていたが、関西が1アウト1,3塁で上げた右中間
のフライを高知の野手が足を滑らせ2ベースにして流れが変る。
 後半も高知が押していたが4-2で関西が逃げ切った。
 やはり5季連続で出場している関西に甲子園キャリアのアドバン
テージがあったか?
 このパートは他に強豪がいないので関西のベスト4の確率は高い。
 G3:泉ヶ丘の諏訪は左のサイドハンドから投げるクセ球が武器。
桐生打線はこれにてこずり何と8回まで1安打。後半には慣れるので
は?と思われたが5回以降4イニング連続でパーフェクトに抑えられ
る。反対に泉ヶ丘は7,9回にスクイズで得点し9回のピンチも危なげ
なく凌いで嬉しい初出場初勝利。
 左のサイドハンドから投げるクセ球は選抜では打ちにくいので、
意外に泉ヶ丘は活躍するかもしれない。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
« 金平正紀会長... アメージング... »
 
コメント
 
 
 
東もびっくり (さくらい)
2007-03-28 16:31:01
泉ヶ丘がまさか?前半少し見てましたが、

そのまま完封とは。室戸に続く殊勲か。

高知も初戦で敗退。神宮の決勝の報徳と、共に散る。

高知勢、対照的な結果になりました。

これが高校野球の面白さか。
 
 
 
夏は無理でしょう (こーじ)
2007-03-28 23:15:19
>さくらい様
 諏訪は典型的な選抜型の投手です。
 選抜ではみなさんてこずるでしょうが夏は打たれそうですよ。室戸も然りですが、スポニチでCランクは泉ヶ丘と室戸のみ。この2校が初戦を突破するのだから高校野球は面白いです。
 
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。