ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
大いに役に立った包丁人味平
昨日プロ野球日本シリーズ終了後にチャンネルをそのままにして
いたらマツコの知らない世界がOAされ始め、その中で紹介されたの
がマンガ飯。
つまり主にマンガの中に登場する料理を実際に作ってみるという
企画で、その中に包丁人味平に登場したブラックカレーがあったの
だから驚いた。
包丁人味平は私が小学生の時に週刊少年ジャンプに連載されてい
た事から愛読していた作品で当時は珍しいグルメマンガだったし、
料理のノウハウをはじめとしたウンチクの多くをこの作品で学んだ
と言っても過言ではない。
知らない世界に登場したブラックカレーはコールタールのような
不気味な色で評判が悪いものの凄まじいリピーターを生む形になっ
たわけだが、実は麻薬同然のスパイスが多量に含まれている事が分
かり警察によって成分分析の結果販売中止となった代物。
これを見た目だけに似せて作るのだから難しいようで原作者のビ
ッグ錠氏からも‘ここまで来るとカレーじゃない’と言われていた
わけで、せめてミルクカレーや雑煮カレーに醤油を混ぜて一晩寝か
せた味平カレーあたりを再現するぐらいにしておかないとと思った
りしたものだ。
ちなみに包丁人味平で学んだのが味平と一の瀬が行ったキャベツ
早切り勝負で味平がやった切り方や、玉ねぎを早く剥く方法などが
あるし荒磯勝負編では焼き魚を急いで焼く時にわざと茹でて焼け火
箸で焦げ目を付ける‘お伊勢焼き’の話を知った。
またカレーなどを作る時に卵の殻を鍋に入れて長時間煮込めばア
ク抜きになる事や、先述したように作ったカレーに醤油を混ぜて一
晩寝かせると旨味が増す話にカレーには冷たい水が欠かせないなど
の話などは連載終了から40年経った今でも覚えていて使っている。
それを考えると包丁人味平は凄くためになるマンガだったと言え
るだろう。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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当方マンガには全く弱い人間ですので、この関係ではえらそうなことはいえないしいいませんが、「将太の寿司」とか対決系のグルメマンガというのはやや荒唐無稽が過ぎる傾向がありそうに思いますね。それを好むか嫌うかは人それぞれですが、私は好きでありません(笑)。
将太の寿司などは確かに非現実的なケースがあるのですが、味平はわりあい現実的なケースが多々ありますから侮れませんね。
まぁブラックカレーのような麻薬を使用するというのは今ではアウトでしょうけど。