2017夏の甲子園 第5日

北海、仙台育英など登場/12日高校野球見どころ

 第3試合から2回戦となる大会5日目の注目カードは第3試合の
北海ー神戸国際大付。

 前年夏準優勝の北海と夏の甲子園未勝利の神戸の対戦で共に
複数投手制を敷いているわけで、継投のタイミングが明暗を分
けるのではないか。

 第1試合は粘り強い戦いが身上の滝川西が強打を誇る仙台育英
打線の攻撃をどこまで耐えられるか?

 育英も今年の選抜では9回に逆転を許すなど決して勝負強くは
ないので、滝川が付け入るとすればここらあたりか。

 第2試合は共に強打を誇るチーム同士の対戦で打ち合いが予想
される。

 第1試合:滝川西 3-15 仙台育英

 1回に2ベースで出塁した2番を置いて3番の2ランで先制した育
英は2回にもヒットとバントエラーで出たランナーを9番の3ラン
で返し2回で早くも5-0とリード。

 こうなると滝川も反撃したいところだが1回にヒット、併殺、
ヒットと攻撃もチグハグで糸口さえ掴めない。

 そんな中で育英は攻撃の手を緩めずに5回以降は毎回得点で
滝川の4人の投手に18安打を浴びせる一方で、滝川は7回によう
やく3つの四死球でランナーを溜め9番の走者一掃の2ベースで
3点返すのがやっとだった。

 第2試合:日本文理 9-5 鳴門渦潮

 1回に3番の2ランで先制した文理は2回にもヒットと2つの四球を
足場に2本の2ベースと6番のHRで5点を追加し7-0と優位に進める
のに対し、鳴門も3回にヒットと四球で1・2塁から9番のバントが
エラーを誘い1点返すと更にノーアウト1・3塁から遊ゴロで2点を
返す。

 4回にも鳴門は6番&7番の連打で1点を返すのだが8回に文理は1番
が四球で出塁し3番&5番の長短打で2点を加えて突き放し、鳴門の反
撃を1点づつに抑えて9-5で逃げ切った。

 立ち上がりの2ランは仕方ないものの2回に先頭打者を盗塁失敗さ
せた後に2つの四球で傷口を広げ致命的な5点を失ったのがポイント
で、3点ぐらいに抑えていれば3人の投手から10安打を浴びせていた
事から十分勝機があったはず。

 第3試合:北海 5-6 神戸国際大付

 2回に北海がヒットで出塁した4番をバントで送り6番のタイムリー
で先制すると、3回にも内野安打とエラーに死球で2アウト満塁から
5番のタイムリーで2-0とリードを広げる。

 神戸も その裏に9番がヒットで出塁しバントなどで2アウト2塁から
3番のタイムリーで1点返すと6回には6番のHRで追い付く。

 北海は直後の7回に1アウトから1番以下の3連打と内野ゴロで2点を
勝ち越すが、神戸はその裏に3番&5番の長短打で1アウト1・3塁から
6番が2打席連続となる3ランを放ち逆転。

 これが決勝点になり神戸が競り勝った。

 北海も神戸打線に14安打を浴びながら凌いでいたのだが2本のHRに
泣いた形だ。

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