はやぶさ2の打ち上げを見ながら秘密ロケット発射の困難を実感する

はやぶさ2打ち上げ=小惑星往復、6年間の旅へ―H2A26号機で・鹿児島(時事通信) - goo ニュース

 今日の13:22に小惑星探査機はやぶさ2を搭載したH2Aロケット26号
機が2度の延期を経て種子島宇宙基地から打ち上げられ、15:00過ぎに
無事に軌道投入が確認されて打ち上げに成功した。

 TVで中継を見ていて思ったのは画面からも凄まじい轟音や振動が
伝わるわけで、ヒーロー番組での秘密基地からのロケット発射は困
難だろうと実感するのだった。

 ヒーロー番組で宇宙ロケットといえばウルトラセブンに登場する
ウルトラホーク2号やサンダーバードのサンダーバード3号のイメー
ジが強いのだが、これらは共に秘密基地から発射されるメカである
から秘密裏にというわけにはいかないだろう。

 ウルトラホーク2号の場合はホーク1号を発射する二子山内部から
打ち上げられるのだが、当然のように凄まじい轟音と振動で目立つ
事この上ない。

 もっとも3号以外のウルトラホークを発射する場合は二子山をスラ
イドさせるので一般市民も知る事だろうし、第4惑星の悪夢では少年
に対し‘富士山のふもとのウルトラ警備隊’と堂々と機密事項を喋っ
ていたので秘密厳守に拘っているとは思えないが・・・

 一方のサンダーバードは秘密保持には厳しくメカを撮影でもしよう
ものなら無差別で銃撃するぐらいの拘りようだ。

 柳田理科雄氏の空想非科学大全でも語られているように3号はラウ
ンドハウスの真ん中から打ち上げられるだが、これだけの衝撃波や
轟音にロケットの航跡が見えたなら秘密基地があるトレーシーアイ
ランドの付近を航行する船舶や飛行機などに発見されてしまうのは
目に見えている。

 ロケットの打ち上げは個人的にはアポロ11号の月面着陸の頃から
見ているが、いくら時間が経って科学が進歩しても宇宙ロケットの
発射する轟音や噴出する煙などは防ぎようがないわけで秘密基地
からのロケット発射は無理なのかと思ってしまう。

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