憧れていたコンピューターだが   

 先日トム・クルーズ主演のミッション・インポッシブルを見てい
て思ったのは今から22年前の作品という事で、インターネットの
検索やメールの送信が今よりも面倒そうだった。

 パソコンはノートパソコンもあるものの基本的にブラウン管式の
デスクトップが多く、薄い液晶画面のデスクトップを見慣れている
現在では妙に違和感があったし20年以上経っているのでパソコン
の進化を嫌でも感じるわけだ。

 もっともミッション・インポッシブルのTV版であるスパイ大作
戦の旧作が現在BSジャパンで再放送されているのを見ていると、
パソコン自体がなくコンピューターという形でモニター画面すらな
く重要なものは最初からプリントアウトされているのが目立つ。

 考えてみれば60年代に製作されたSF作品などには必ずコンピュ
ーターが登場するのだが、これらには必ずオープンリールのテープ
が回っている機械が付き物でキーボードで必要項目を打ち込むと回
答がタイプされたテープが出てくるというのが見慣れた光景だった。

 記憶媒体もパンチカードが基本的だったし怪奇大作戦の殺人回路
に登場するCRTディスプレーによる殺人などは、パンチカードを
取り替えた事によるものだしCRTディスプレーや音声応答装置は
当時としては斬新なもの。

 しかもコンピューターを使う場合はコンピュータールームという
特別な部屋が登場するわけで、この部屋でキーボードを打ちオープ
ンリールのテープが回り出てきたパンチアウトされた紙テープを読
むシーンを見ていると子供心にワクワクしたものだ。

 だからデスクトップ式のパソコンが出始めた時には便利になった
と感心した一方で、先述したようなオープンリールのテープやパン
チアウトされた紙テープなどがないのは妙に寂しいものがあった。

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