沖田艦長と芹沢参謀

 宇宙戦艦ヤマト2199と旧作 最大の違いは地球側にも悪人がいる事。

 その代表格が芹沢参謀という事になっており最初に登場した時から沖田艦長
に対して あまりいい印象を持ってない雰囲気があったし、今回の11話で山崎の
告白によりガミラスに対し先に攻撃したのは地球側で その命令を出した者こそ
芹沢と
いう事が判明した。

 沖田艦長は当時 提督としてガミラス艦隊と初の遭遇を果たしたのだが芹沢
からの攻撃命令を拒否したため解任され、直接 最前線にいたムラサメに対して
要撃命令を出して先制攻撃をさせたのだった。


 にも拘らず芹沢はニュース映画の中で‘不意討ちをした卑怯なガミラス’と
語っているのを見ると、まるでゲールのようなタイプかと思ってしまう。


 沖田の事を快く思ってないのは
‘軍人であっても1人の人間として行動しなくてはならない
事もある。

 人は間違いを犯す、もしそれが命令であったとしても
間違ってると思ったら立ち
止まり自分を貫く勇気も必要だ’
という姿勢を貫くタイプで意のままにならないためだろう。


‘名誉を重んじる人間だから、これ以上何も聴き出せないだろう’と古代がメルダに
対する尋問の報告をした時に沖田は納得したのだが、これが芹沢だったら拷問して
でも聞きだせと命令するのではないだろうか。


 まぁこういうタイプの軍人は必ず登場するものなのだが、春に上映される続編の
劇場版で沖田艦長亡き後に芹沢のような上官からの間違った命令を受けても
ヤマトクルーならば前述した沖田艦長の教えを守って出動していくのではないか
と思ってしまう。


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コメント
 
 
 
こんなキャラも必要 (こうちゃん)
2014-01-05 00:09:54
ヤマトに限らず、あらゆる物語に獅子心中の虫の様な悪人キャラは面白味を増す意味で必要ですね。だから、今回のヤマトが旧作を凌ぐに相応しいアニメになったと思います。それだけに、芹澤の後の処遇がどうなるかも、後の新作や劇場版への期待に繋がりますよ。
 
 
 
そうですね (こーじ)
2014-01-05 23:49:16
>こうちゃん様
 やはり物語りに彩りを添えるのは悪役ですからね。

 ただ最終回に地球との通信で長官の隣に芹沢がいないというのが気になりますね。
 
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