ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
WOWOWエキサイトマッチ放送開始から30年
今から30年前の91年4月に民間衛星放送のWOWOWが開局し、
目玉の一つだったボクシング番組・エキサイトマッチも始まった
わけで30年を越える長寿番組となっている。
開局当初の目玉はマイク・タイソンで前年2月にタイトルを失い
6月に再起戦を行ったものの世界戦でもないのに早いラウンドで終
わってしまうタイソンの試合は民放地上波には不評な一方、だから
といって前座で組まれた海外の強豪選手同士の試合は中継する気は
ないため宙に浮いていたようでそこにWOWOWが目を付けたようだ。
本当にボクシングが好きな視聴者ならタイソンの試合だけでなく
前座で組まれている試合も楽しみなわけで、こういった番組はこれ
まで日本にはなかったのが現状だ。
しかもボクシング界の生き字引ともいえるジョー小泉氏の解説を
聞く事もできるわけで、こういった内容なら有料でも見る価値があ
るため30年経っても続いているのだろうと思う。
この番組で徹底されているのがラウンドマストシステムで各ラウ
ンドの採点をラウンド毎にどちらかに必ず振り分けるというシステ
ムは民放で解説する元世界王者をはじめとしたマスコミは認めてな
かったのだが、エキサイトマッチではジョー小泉氏と浜田剛史氏が
振り分け採点していくのだから嫌でも視聴者は認識していったわけ
である。
基本的には週に1度の定期番組で録画中継になるが大きな試合に
なると生中継したり、最近はオンデマンドで先行ライブ配信が行わ
れるなどボクシング好きには欠かせない番組になっている。
何せアメリカでならボクシング中継する有料チャンネルが複数あ
るのに対し、エキサイトマッチはそれらの試合全てを見る事ができ
るし15年5月に行われたフロイド・メイウェザー―マニー・パッキ
ャオ戦はメインを見るだけで1万5千ほど払わないといけなかったの
だがWOWOWでは2500円ほどで前座から見られたのだから本当に
ありがたい話。
最近はネット動画のDAZNが進出し生中継という面では後れを取
るようになってきたのは事実で以前のような優位性は薄れて来てい
る状況だが、それでもアナウンサーや解説者達の質はWOWOWの
方が上のようなので これからもボクシング好きだけでなく日本ボ
クシング界のためにもいつまでも続いて欲しい番組だ。
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