ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
魔の大福
私が福岡で働いていた時の話。 師匠は麻雀好きで近所の麻雀屋に14:00過ぎてお客さんがいないとコーヒー飲みがてら出かけて麻雀に興じるのだ。
師匠行き付けの麻雀屋は個人事業主が常連でわりかし個性的な面々が揃っていた。 となると必ず嫌われやすい人がいるものでご多分に漏れず某洋菓子屋のオーナーがそのパターン、若手客があまり相手をしないので師匠や麻雀屋のオーナーなどが仕方なく相手をし麻雀卓を囲むのだった。
ある日話題になったのがイチゴ大福、これが出始めの頃で「大福にイチゴちゃ、すごかアイデアやね」という感じだ。
ここで負けじ魂を発揮?したのか洋菓子屋のオーナーは数日後ある試作品を持ってきた
洋菓子屋「オイ、試作品ば持ってきたけん食べちゃってんしゃい」
麻雀屋「オオ!美味そうな餅やん」 と言い早速取り出してかぶりついた次の瞬間
「ウギャ~、痛かぁ~!」
洋菓子屋
「おお、言い忘れたけどそれ梅干が
入っとちゃけん種に気をつけやい」
麻雀屋
「なして早よ言わんとや~、
見てんやい。歯が折れとうぞ」
洋菓子屋
「早よ言わんやとか言うたっちゃ注意する前に食べたやんか」
という事で2人は大喧嘩! 結局イチゴ大福の向こうをはって梅大福を試作品で
作ったというのだ、ただし本来なら梅肉のみになるはずが試作品という事でモロに
梅干を丸ごと入れていたのだ。
一方麻雀屋のオーナーは歯が悪く軟らかい餅など大好物、ちょうど腹が減っているタイミングだったのが運の尽きだった。
それ以降洋菓子屋のオーナーは1ヶ月ばかりこの店に出入り禁止になったらしい。 そして件の梅大福は売り物にならなかったのは言うまでもない。
なお現在洋菓子屋のオーナーはどうなったか分からないが、麻雀屋のオーナーは師匠同様亡くなって麻雀屋も都市計画で立ち退きになっている。
« ホークスの失敗 | ゼットン=キ... » |
歯が欠けるのは、相当凹みますもんね、
ここはお客の苦情に、お菓子屋が謝るべきかと(笑)種入りはダメですよw。
それにしても梅大福…、なんちゅうもん作るんですか^^;
ホントにギャグの世界ですよ
結構現場では険悪なムードだったらしいですが
>まみ様
オヤジが一度ケンタッキーを思いっきり噛んでやはり
骨があって歯を折った事がありましたが悲惨です。
もともとこの洋菓子屋のオーナーはそういう人でして
日頃の行いが悪かったのでこんな騒動になったとも言えます。一応は試作品ですけどね。
こーじさんは福岡で修行されたんですね、ひょっとしたら・・・
どこかであったかもしれませんね。
昔、飯塚にあったニチイの非常階段は「秘密基地」の候補でしたが無くなってしまいました。
そうなんですよ、梅酒用の梅肉のみならいいんですが
さすがに種入りは・・・・
いくら試作品でもねぇ
私がいたのは中央区の日赤通り沿いです(これで分かるかな?)
飯塚は隣町ですが映画館以外はあまり行ってないので
ちょっと・・・・