ウルトラのニュージェネレーションヒーローズについて

 7月から始まったウルトラマンタイガは8月10日にOAされた
円盤が来ないが、ウルトラセブンのペロリンガ星人編の続編の
ような内容で完全に実相寺昭雄監督作品へのオマージュ満点の
作品だった。

 それにしてもニュージェネレーションヒーローズになると、
過去のウルトラシリーズに登場した怪獣や宇宙人がやたらと目
立つ。

 これはウルトラマンマックスあたりからの流れで、いかにも
昭和ウルトラの登場キャラが凄いものかが分かるし第1期の敵
キャラに比べて不遇だった第2期の敵キャラが相当魅力的なも
のになっている。

 さて昭和の時代では単なるザコキャラに過ぎなかったのが平
成に入ると目立つキャラになったのが、ゼットンを地球に運ん
だゼットン星人になるのではないか。

 昭和のゼットン星人といえば宇宙恐竜ゼットンを運んで来た
円盤群相手に科学特捜隊が出動したスキに岩本博士を襲撃し、
博士に化けて本部の作戦室を内側から破壊してしまったものの
ハヤタのマルス133を浴びて断末魔に‘ゼットン’と叫んで絶命し
消滅する。

 風貌は正直言ってケムール人そっくりだったので我々は‘ケム
ール人’と呼んでいたわけで、文献などに‘ゼットン星人’と載って
いたものの凄い違和感があったのだ。

 ところがウルトラマンマックスにゼットン星人が登場したぐら
いからゼットン星人のキャラが立ち始め、やたらと見かけるよう
になったので今やケムール人の方がメジャーではなくなった感じ
になっている。

 昭和でさらっと触れた程度のキャラでも味付け?によっては凄
く魅力的なキャラになるのが分かるし、ニュージェネレーション
ヒーローズのおかげではないかと思ったりする。

 

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« ラグビー日本... キックベース... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。