太陽光線で復活するエース?

 ウルトラマンエースの8話・太陽の命・エースの命ではエースバリアを使った
ため、瀕死の重傷を負った南夕子との合体のため力が出せずピンチに陥る。

 最後の力を振り絞ってヴァーチカル・ギロチンでメトロン星人Jrを倒すの
だが、ドラゴリーと戦うエネルギーは残っておらずカラータイマーも消えて倒さ
れてしまう。

 ところが打ち上げに成功したマリア2号が妖星ゴランを爆破したおかげで
太陽光線がエースに降り注ぐと、エースは復活して何とパンチでドラゴリーの
体を打ち抜いてエースブレードで首をはねてメタリウム光線でトドメを刺した
のだ。

 つまりエースは太陽光線を浴びて復活したという事になる。

 これまでセブン以外のウルトラマンが地球上で活動できる時間は3分という
事になっていたし、カラータイマーの点滅が止まると倒れ伏して立ち上がれ
なくなるという事になっていた。

 このEPでは妖星ゴランを破壊する弾道ミサイルマリア2号を守るために
7話でエースバリアを使ってドラゴリーを封印するのだが、エースバリアは高速
回転するAの体から発せられるエネルギーによって大気の裂目を作り出し敵を
封じ込める決死の技で南夕子の体にダメージを与えてしまうもの。

 そして8話の冒頭でもドラゴリーとメトロン星人Jrの2体をエースバリアで封印
したものの、南夕子は瀕死の重傷を負うので3度目の変身ではエースは最初
から力を出せずに苦戦する事になる。

 しかもメトロン星人Jrを倒したヴァーチカル・ギロチンはエネルギーをかなり
消耗するためドラゴリーと戦う時にはエネルギーが残っておらずエネルギー
切れとなってしまったのだ。

 この戦いの最中はゴランの接近で異常気象が続いている中だったので余計に
太陽からエネルギーを得られずに苦戦したのだろうか。
 そういえば同じ上原正三作品では帰ってきたウルトラマンがブラックキングと
ナックル星人から倒されたときも、ただでさえ恋人のアキらを殺されていて平常
心を失っているのに夕陽では得られる太陽エネルギーが少ないから普段の力が
出せないという事もあった。

 それにしても太陽光線が降り注いで、それを受けたとたんに復活するという
のは当時見ていて釈然としなかった。

 この設定が14話でバラバに深手を負わされ瀕死の状態になっている北斗と
南にTACが人工太陽の光を当てると回復するというのにつながったのだろ
うか。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« ネクサスなら... 大相撲八百長... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。