2016夏の甲子園:最終日

【高校野球】作新学院が54年ぶり2度目の夏制覇 エース今井が152キロ&完投で北海下す


 春夏連覇を達成した62年以来54年ぶりの夏優勝を目指す作新学院
と初優勝を目指す北海との対戦は共に1枚エースを擁するのだが、準
決勝では5回で降板した作新・今井と4試合全て完投している北海・
大西の対決となるわけだから余力は作新・今井の方が有利だろう。

 対戦相手が違うという要素はあるが打力は北海が4試合連続で2桁
安打を放っているのに対し、一発がある作新という特徴が全く違う
のでそこいらがどうなるか。

 立ち上がりに不安のある大西が作新の先制攻撃を凌げるかどうか
というのも焦点だ。

 作新学院 7-1 北海

 1回に1アウトからヒットで出たランナーを返せなかった北海だが
2回に2つの四球でチャンスを広げ9番のタイムリーで先制する。

 作新も問題の1回に1番が四球で出塁するものの2番が併殺に倒れた
後に死球のランナーを出すなどチグハグ感が強かったが、4回に5番の
2ベースと2つの四球でノーアウト満塁から7番の1塁ゴロエラーで追
い付くと8番&9番のタイムリーで3-1と勝ち越すと大西をKO。

 更に1番の2ベースで2者を返して一挙に5点を上げると5回には6番
&7番の連打でチャンスを作り、1アウト2.3塁から9番が三振振り逃げ
から1塁に送球されたスキに3塁ランナーが返り6-1とする。

 作新は7回にも6番&8番の長短打で1点を追加したのに対し北海は
3回以降連打が出たのは6回のみと反撃の糸口が掴めず、大量リード
で余裕を持って投げる今井を打ち崩せず。

 やはり北海の先発・大西が4試合連続完投というダメージが回復
しておらず、作新は前日に今井が5イニングしか投げなかったという
事が最終的に明暗を分けたのだろう。

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