ウルトラセブンEP43・第四惑星の悪夢

 当初の題名は‘人間狩り’
 どちらかといえば、こちらの題名の方がピッタリくるのだが・・・・
 長距離用宇宙ロケットスコーピオン号のテストパイロットになったダンと
ソガは、20日間眠ったまま宇宙飛行するのだがソガは嫌な予感を隠し
切れない。 

 予定のコースを外れたスコーピオン号が30日後に到着したのは地球
そっくりの惑星だ。
‘ガソリン’と日本語で書かれたガソリンスタンドや、だだっ広い広場に
赤電話がポツリとあったり日本っぽいのだがダン達の姿を見た住人達は、
そそくさと逃げてしまう。

 自転車で走っていた少年が、ダンプカーに引っ掛けられて転倒するのを
助けたダン達に対して少年は‘地球防衛軍’と言ってもピンと来ないのだ。
 そこへ旧・日本陸軍そっくりの軍服を着た警官達がやって来て‘人間が
よければ事故は起こらずに済んだ。車はよけようにもよける場所がない’
と言うし、突然逮捕されてしまった。

  逮捕されたダン達はロボット長官の部屋へ連行される。
 長官は頭のカバーを外すと機械が動いていたのだが、それに女秘書が
油を注す。
 やがて秘書がコーヒーを入れるが‘ぬるい、砂糖が多い!’ と激怒して
平手打ち。
ロボットのくせに

‘人間は物覚えが悪くていかん、

コーヒーの味が毎日違う’

とボヤくのだ。

 やがて女秘書・アリーの手引きでダン達は脱出するがスコーピオン号は
敵に包囲されているため近づけず、人間の住んでいる地域に移動。
 しかし既にロボット長官の手は回っていてダン達を逃がした代わりに
アリーと恋人が逮捕されてしまう。
 2人が処刑される寸前にダン達は救出に来て銃殺部隊を倒すが、地球
攻撃部隊が発進し始めていた。
 動揺するソガは警察署長に向かっていくがモーゼルで足を撃たれる、
ここでダンがセブンに変身。

 セブンは総合センター、攻撃部隊発進基地や発進した攻撃部隊などを
徹底的に破壊する。
 やがてダンとソガはスコーピオン号で地球に帰還した。

 ダン達が漂着した第四惑星も2000年前までは人間が支配していたが、
機械に頼りすぎたためロボットに取って代わられたと報告するもののキリ
ヤマをはじめとした隊員達は‘悪い夢でも見たのだろう’ と、うて合わない
どころか‘地球防衛軍は全機関を電子計算機システムに切り替える
つもりだ’と言う。

 ダンとソガは異様な不安に襲われるのだった。
 ところでこの第4惑星での出来事は本当だったのか?それとも30日間
眠っていた間に見た悪夢だったのか? 少しばかり謎で終わっている。

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