なかなか面白かったボクシング5大世界戦


gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/sponichi/sports/sponichi-spngoo-20200927-0167

 日本時間の昨日の8:00からコネチカット州アンキャッスビルで
5大世界戦+1試合が行われ、問題児のルイス・ネリが決定戦で判定
勝ちしWBC:Sバンタム級王者になったのをはじめ井上尚弥のライ
バルであるジョンリエル・カシメロやSウエルター級王者&WBCミ
ドル級王者のチャーロ兄弟が揃って勝つなど賑やかな興行だった。

 試合は無観客で行われ8:00からカシメロとWBA:Sバンタム級王者
ブランドン・フィゲロア
にWBCミドル級王者ジャモール・チャーロ
の防衛戦が行われ、インターバルを挟んでWBC:Sバンタム級挑戦者
決定戦とネリの王座決定戦にWBC:Sウエルター級王者ジャーメル・
チャーロとWBA&IBF王者ジェイソン・ロサリオとの統一戦が行われ
たのだから豪華だ。

 最初に登場したカシメロは11位のデューク・マイカー相手に2Rに
早くもダウンを奪うと3Rにストップ勝ちし、2試合目もフィゲロアが
14位ダミアン・バスケスを10Rでストップ勝ちして防衛。

 そして3試合目でジャモール・チャーロがゴロフキンも倒せなかった
セルゲイ・デレビャンチェンコ相手に後半手こずりながら逃げきる
形で防衛するなど、ここまで2試合はKOでの決着だから面白かったの
だが後半が今一つ。

 まず元WBA王者ダニエル・ローマンが一昨年10月に井上尚弥から
1Rで倒されたファン・カルロス・パヤノの老獪なスタイルでごまか
され何とか判定勝ちすると、日本でも悪名高いルイス・ネリも6位
のアーロン・アラメダに判定勝ちするもののディフェンスを重視す
るようになった一方で
時折アラメダが出すジャブで前進をストップ
されて持ち前の荒々しさが消えた形だ。

 そしてメインのSウエルター級統一戦は1Rにチャーロがスリップ
気味の幸運なダウンを奪ったものの2R以降ロサリオに押されまくり、
ズルズルと後退していたのだが6R終了間際に左フックから右の返し
で痛烈なダウンを奪う。

 それでも7Rはポイント挽回で前進するロサリオの突進を持て余し
再びペースを奪い返されたかに思われた8Rに打った2発目のジャブ
がボディにヒットすると意外にもロサリオがダウンし、そのままカ
ウントアウトとなったのだ。

 2試合続けて退屈な展開でメインも5RまでKOする雰囲気がなかっ
たのだが、5Rのダウンで流れが変わり最後はジャブが急所にピンポ
イントで当たってダウンでKO勝ちとなったのだから驚いた。

 こういった試合が無観客で行われたのだから惜しいと思う。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 母校野球部は... ウルトラマンZ... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。