今から40年前の昨日74年2月16日に始まったのが仮面ライダーX。
ライドルという仮面ライダー初の武器を使ったライダーで棒を使って当時の
我々は‘Xライダー!’というマネをしたりしていたし、当初V3まで出演していた
立花藤兵衛が登場しないという新たな独自路線を行くシリーズという感じだった。
当初はXライダーに変身する神敬介と敬介を改造した父親・敬太郎の父子
ドラマというムードだったし、1話で敬介を改造した神敬太郎博士は瀕死の重傷を
負いながらの手術で自らの記憶と人格を海底基地である神ステーションに移植
しているなど凄い父親だったのを実感する。
ところが2話で父親への依存心を断ち切るために2話で早くも神ステーションが
自爆するなど‘?’と思う展開になり5話からは立花藤兵衛も登場してV3までの
路線を引き継ぐようになった。
これは神ステーションがあった2話までの脚本が快傑ズバットの長坂秀佳
だったのに対し、3話以降にV3までのメインライターである伊上勝に交代した
のも影響したのだろうか。
個人的には神敬太郎博士のインパクトが強く息子の敬介とのやり取りである
‘バカ息子’‘クソオヤジ’というのは現在の息子達とのやり取りで使っているし、
父親として敬太郎博士は手本とする存在である。
そのせいか以前も記したように当時幼稚園の年少だった次男が七夕の願い事
短冊に他の子が当時OAされていたディケイドやディエンドにブレイドなど平成
ライダーに対し‘Xライダーになりたい’と書いていたのを思い出す。