そろそろ違う‘冠’のキャラを作って欲しいもの

 最近の怪獣映画ではビオランテからモンスターXまで新怪獣の
登場はゴジラやガメラと対戦するキャラとしてばかりで、単独で
の登場や新怪獣同士が戦う作品というのはない。

 これはウルトラや仮面ライダーでも かつてのウルトラやライダ
ーの定義から外れるキャラでも‘ウルトラマン○○’‘仮面ライダー
○○'という形での登場ばかりで、例えばミラーマンや人造人間キカ
イダーのような新キャラが登場しづらい状態だ。

 ゴジラが登場しない新怪獣同士の映画といえば、70年の決戦南海
の大怪獣が最後だろうか。

 円谷英二が生前製作に携わった最後の作品でゲゾラ・ガニメ・カメー
バーという3匹の怪獣と人類がセルジオ島で戦うという展開の作品で
脚本が太陽にほえろの小川英、音楽は伊福部昭で監督が本多猪四郎と
いう怪獣映画の王道スタッフによる70年の作品だった。

 当時アタックNo1や巨人の星などのアニメと怪獣映画を同時上映
する東宝チャンピオン祭りの中での上映だったので、この作品が大
ヒットしていればゴジラ以外の新作が製作されたのかもしれないが
制作されてないという事は大人向けの怪獣映画を作るスタッフに
よる作品は子供達に厳しかったのかもしれない。

 ただ いつまでもゴジラやガメラにウルトラマン&仮面ライダーと
いう既存のメジャーキャラ絡みでないと新キャラが作られないという
のも味気ないものがある。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
ロボット物も (柴田真紀)
2014-10-29 23:22:04
『ガンダム』がつかないと企画が通らないんでしょうね。スポンサーがつかない、という。
だからといって、かつてのヒーローを映画版で悪役にして復活なんて、もうやめてほしい。
キョーダインもアクマイザーもファンなので、死にたくなった(号泣)
 
 
 
たしかに (こーじ)
2014-10-29 23:43:28
>柴田真紀様
 あとマジンガーもありましたけど、ロボットアニメも
売れなければダメという発想の作品ばかりでは面白味が
ないですよね。

 それにしてもキョーダインやアクマイザーを悪役にする発想は止めて欲しいものですね。
 
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