ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
Episode 01:夜襲・ナイトレイド
冒頭で姫矢が遺跡のような所に立ち奇岩を見ながら‘目覚めの時は近い’
と呟くところから始まり、OPを挟んで主役と思われる孤門一輝が普通の
日常の世界をバックに
‘僕達は平和な日々を ごく当たり前のものとして生きている。
例えば その日常の裏に得体の知れぬ何かが存在したとしても
多くの人は自分とは無縁の物と思うだろう。
でも目の前にある現実が全て偽りだったとしたら・・・・’
というモノローグはネクサスの世界を表しているし、セブンの
‘地球は狙われている、今宇宙に輝く幾千の輝く星から恐るべき
侵略の魔の手が・・・・’
というナレーションを彷彿させるものだ。
ガソリンスタンドで軟体状の怪物から店員が飲み込まれ、客であるトラック
の運転手も飲まれかけたときに どこからともなく攻撃があり怪物は逃走。
トンネルに逃げ込んだ怪物を追い込むと突如姿を現した戦闘機から防衛
チーム・ナイトレーダーのメンバーが現れ‘掃討せよ’の掛け声と同時に一斉
射撃で怪物・ペドレオンを粉砕する。
怪物はCGで描かれているので気持ち悪さが際立つし、突如現れる防衛
チーム・ナイトレーダーの戦闘機にはステルス機能がついていた事が分かる
ので公的には秘密の組織なのだろう。
しかもペドレオンを粉砕すると防護服を着た事後処理をするチームまで
現れ怪物の破片を回収していたのに驚くと同時に、かなり秘密保持に対する
姿勢が本格的だと思う。
ナイトレーダーの戦い方を見ると基地内から指令を受けて行動し、首尾よく
ペドレオンを人間がいないトンネルに追い込んで大型銃器であるデバイト
ランチャーで攻撃するが、ここまでの手際のよさには感心する。
通常なら隊長は‘攻撃開始’と言うのが‘掃討せよ’だから
リアル感が満点で、これまでの防衛組織に比べて本物の戦闘のプロ集団と
いうムードが漂うシーンだった。
ナイトレーダーは4人で女性隊員が2人。
事後処理をしながら‘ガソリンやアルコールに含まれているメタノールを
狙っている’とペドレオンに対する分析をする石堀や‘化け物は化け物、
どれも同じよ’と言いながら生き残っていた破片を狙い撃ちする凪副隊長
などキャラクターの色分けも印象付けている。
引き上げる時に‘近く新メンバーの補充がある’という旨の会話があるが
‘1人殉職などで欠員が出ているのだろうか?ハードな組織だ’ と感じた
のだが・・・・・
主役の孤門一輝は警視庁のレスキュー隊員だが子供の頃に川で溺れた
トラウマを持つのでレスキューに失敗し落ち込んだり、美大生のリコという
恋人もいる普通の青年だ。
しかし定期健診の再検査通知で人生が変わる。
怪しげな車で迎えられ目隠しをされて連れて行かれた先で受けた謎の
検査の結果TLTの実働部隊の一員として選ばれる事になる。
そして配属先に向かっている最中に事件は起きた。
酔っ払いを満載したマイクロバスがペドレオンに襲われる。
ガソリンスタンドではトラックの下部にへばり付いていたが、今度は飛来
してフロントガラスに取り付き慌てて飛び出した乗客を触手で捕縛して引き
ずり込んで捕食する。
偶然駆けつけた孤門も飲み込まれようとした時に再び川で溺れていた時の
事を思い出すが‘あきらめるな’という謎の手に助けられていた。
そして突如赤い火の玉がペドレオンに落下、助かった孤門が見上げると
銀色の巨人がペドレオンを一撃で叩き潰していた。
そこにナイトレーダーのメンバーが駆けつける。
凪は孤門に事情説明を求めるが新隊員だという事に気付くのだった。
アンファンスがペドレオンを一撃で叩き潰して終わりというのは、あまり
にも あっけなかったが考えてみるとセブンの第1話である対クール星人でも
顔を出した星人をアイスラッガーで切断して終わりだった。
そういえばセブンの第1話では主役のダンもウルトラ警備隊の隊員では
なかった、いろんな意味でセブンテイスト満点の作品だと感じた第1話だった。
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↑ 本文とは全く関係ありません。
ネクサスの第1話。偶然でも、これを見ていなければ、ワタシの「おっかけ人生」も少し変化していたろう。それにしても、ウルトラマンに変身する人物の台詞が、二言だけ……つーのも、斬新でしたねー。
今までのシリーズとはまるで違う作風なのに余り違和感がないと言うか、隔てなく繰り返し見れていたのはウルトラのDNAが受け継がれていた証拠でしょうか。
5年前のこの日、この作品が無ければこうしてネットしている自分がいたかどうか…
姫矢准というか、桐島優介氏の魅力満点でしたよね。
男の私が見ても‘オオッかっこいい!’と思いましたから。
>NEXUS(偽)様
確かに違和感がありましたが、こういうのもアリだと思ってました。
この作品なくして みなさんとの出会いもありませんからね。