ウルトラマンエースのゴルゴダ編に登場したエースキラーはヤプールが作り
出した超人で、エース以上の力を持つという設定だった。
実際エースと同じ能力を持つエースロボットがエースキラーから粉砕されて
いるのだから設定は当たらずとも遠からずという感じだが、よくよく映像を見て
みるとエースキラーは右手に音叉のような刃物を持ち 左手はカギ爪状になって
いる。
カギ爪といえば右腕にカギ爪状のメフィストクローを装備したダークメフィストを
思い出す。
そういえばダークファウストやメフィストは‘闇の巨人’と言われていたが、
エースキラーも ある意味ヤプールが作り出した闇の巨人と思える。
以前も記したがマイナス宇宙にあるゴルゴダ星はメフィストとジュネッスが最終
決戦で戦った‘終焉の地’と呼ばれる異空間と同じような雰囲気だし、エースキラー
同様メフィストもウルトラマンと同様か それを凌ぐ程の実力を誇っていると言っても
いいだろう。
残念ながらエースキラーは1話のみの登場でインパクトは強かったものの本当の
強さを示す前に退場となったのだが、メフィストが その教訓から何度も登場する
ようになったのかもしれない。
つまりファウストやメフィストはエースキラーの進化版という存在だと思える。