蟹江敬三の怪演技に注目

 ウルトラマンエースの16話:怪談・牛神男にはゲストで蟹江敬三が出演し
田舎に帰省する吉村隊員と仲良くなったヒッピーの高井役を演じていたが、
この男が牛の鼻ぐり塚から鼻ぐりを盗んでヤプールから牛の怨念をかけられ
牛神男となってしまうの。

 この時の牛神の演技が子供の頃に見た時は異様だったのだが、先日改めて
見ると むしろ凄い演技で とても他の役者ではできないと思ったのだ。

 それで味を しめたわけではないだろうがウルトラマンレオでは脚本・石堂
淑朗、監督・山際永三という この作品と同じコンビで作ったのがレオの命
よ!キングの奇跡!で円盤生物・ブニョの人間体を演じ何とレオを凍結させて
ノコギリでバラバラにしている。

 軟体で歩くのもぎこちなく、地球の重力の関係で常に体から緑色の体液が
漏れているという姿は印象的で むしろ巨大化した姿より人間体の方がよっぽど
怖かった。

 個性派俳優は大村千吉をはじめ数多くウルトラなどでは見るものの、こんな
演技は蟹江敬三ぐらいしか できないだろう。

 もっとも第1期ウルトラを仕切っていた正統派の金城哲夫-円谷一体制
だったら こういうキャラは登場できたかどうか疑問だが、第2期ウルトラだから
こそ存在できたキャラかもしれない。

  

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
ラストシーン (柴田真紀)
2011-04-08 00:39:10
けっこーさわやかな感じで終わりますよね。
あのストーリーは好きな回です。

全然関係ないけど、また震度4がきました。
何かホントにもう、皆さんに会えなくなる日がきそうで……(ゴメンなさい
 
 
 
たしかに (こーじ)
2011-04-09 00:08:30
>柴田真紀様
 ホント、蟹江氏が最後は死ぬのかと思いましたが
意外にも真面目になって終わるという展開でしたね。

 余震ホント怖いですよね。
 気をつけてくださいね。
 
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