素晴らしかったSフェザー級のWタイトルマッチ

【BOX】内山、まさかダウンも判定でV8!三浦と統一戦視野(スポーツ報知) - goo ニュース

 昨日 大田区総合体育館で行われたSフェザー級のWタイトルマッチはWBA
王者の
内山高志とWBC王者の三浦隆司共々 防衛に成功し、来年にも予想され
る統一戦に
弾みをつけた。

 カード的にはWBCの三浦は2位のダンテ・ハルドンだったので‘ひょっとしたら’
という予想だったのに対し、WBAの内山は日本王者の金子大樹相手だったから
最近の内山の充実ぶりを考えると負けは考えられないと思っていたのだが意外
にもWBAの方が白熱するのだからボクシングは分からない。

 三浦の場合 左は強いもののハードパンチャー特有の連打が出づらいタイプ
なので8月にメキシコでの初防衛戦でもKOチャンスを迎えながら仕留めきれない
ところがあったからピンチになるとしたら そこではないかと思っていた。

 ところが試合は開始早々からボディアタックで押しまくり5Rにはダウンを奪うと
一方的な展開になり9Rに右フックでグラつかせると連打を浴びせて再びダウン
させ
レフェリーがストップする圧勝だったのだ。

 WBAの内山は日本タイトルを4連続KO防衛している金子の強打をかわしながら
的確なパンチを叩き込んでペースを掴み3Rに左眉を4Rには鼻血を出させていた
だが、その4Rに金子の右がヒットし内山がグラつく場面もありスリリングな
シーンが
続く。

 そして迎えた10Rの残り30秒で内山はロープ際に詰まると右フックでダウンを
喫したのだった。

 金子にとって不運だったのは残り時間が ほぼなかった事で、11R開始早々に
KOを狙って強打を振るって肉薄するものの内山から巧く捌かれて逆襲を食う
シーンが目立つ。

 それでも最後まで‘一発当たれば分からない’展開でハラハラしながら終了の
ゴングを聞いた。

 2013年最後の世界戦が年間最高試合かもという素晴らしい試合となり解説の
畑山隆則が‘最近は しょうもない世界戦がある中で世界戦らしい素晴らしい試合’
というのも頷ける内容だった。

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