女子フィギュア、今から騒いでどうする!

 フィギュアスケートのグランプリファイナルが、トリノで
始まり女子では日本のエース・浅田真央が初日のショート
プログラムで6人中まさかの最下位スタートとなった。
 原因がジャンプの失敗だが、例によってマスコミは‘この
世の終わり’のような騒ぎだ。
 だが冷静になって考えて欲しい。
 今年は五輪の翌年だ。
 つまりトリノの女王・荒川静香をはじめ、五輪を最後に
プロへ転向した選手達に代わって登場する新興勢力の選手達の
お披露目の年でもある。

 年齢制限的なもので浅田は、トリノ五輪のメンバーから
洩れたためマスコミにすれば‘早く浅田の無敵モードの姿を
見たい’という感覚だろうが、それは虫のいい話だ。
 誰しも思うのは、浅田に‘3年後のバンクーバー五輪で金
メダルを獲得して欲しい’という事だ。
 群雄割拠の女子フィギュアで、毎年金メダルを獲得する事は
現実的には厳しい。
 浮き沈みがあって当然ではないか?
 極端な事をいえば、09年まで世界選手権やグランプリファイ
ナルなどで優勝できなくても、バンクーバーで金メダルを取れ
れば合格なのだ。
 にも拘らず、ライバルの金に負けたからといってバンクー
バーの金が絶望になるわけでなし、金に勝ってもバンクーバー
で金が保証されるわけでもない。
 むしろ五輪前年あたりに、アメリカやロシアの強豪が彗星の
ごとく(ちょうど2年前の浅田のように)登場する確率も高い。
 敵は、金だけではないのだ。

 それを承知でも‘真央無敵モード’を演出したいマスコミは
ヤラセ試合で連勝しているバ・カ○ダ一家を持ち上げまくった
時から全く変ってないというのが分かる。
 ボクシングでもサッカーや野球、フィギュアスケートでも彼
らの手法は変らないのだ。
 いつになったら進歩するのやら・・・・
 
 
 
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