意外に時期代表監督招聘に必要な要素

代表次期監督、9月に指揮を=アギレ氏「未交渉」―サッカー協会(時事通信) - goo ニュース

 史上最強といわれたザック・ジャパンはブラジルW杯で1分2敗
の成績に終わりグループステージ敗退となった。

 巷でも言われているが この成績は8年前のジーコ・ジャパンの
時と同じで、当時も史上最強と言われてきたが期待を裏切る結果に
終わっている。

 ジーコやザッケローニ監督時代は共にメディアの評判もよく期待
されていたにも拘らず結果が出なかったのに対し、常に批判の目に
晒されていた02日韓大会のフィリップ・トルシエや10南アフリカ
大会の岡田武史監督時代はグループステージを突破しているという
皮肉な結果になっているのは偶然だろうか。

 考えてみれば成功したトルシエ&岡田監督の共通点は代表監督と
してW杯に出場した経験が共に2度目だった事や、土壇場で自ら
のポリシーを変更できるという柔軟性があった。

 一方でジーコやザックはクラブチームでは実績を残せていたし
アジア杯でも優勝という結果も残していただけに期待されていた
のだが、やはり選手と長期間接する事ができるクラブチームと拘束
時間が少ない代表では勝手が違うのだろう。

 クラブチームなら不調期間があっても地力があれば最後は結果を
残せるので監督のポリシーを貫き通す事もできるが、代表チームの
場合はレベル的に同格か格下相手のアジア杯ならばまだしも格上と
戦うW杯で勝つにはポリシーに拘る事だけではなく柔軟性も求め
られる。

 そういった積み上げてきたものを捨てるなどの柔軟性も経験が
必要で失敗したジーコやザッケローニはW杯初采配だったのに
対し、成功したトルシエや岡田はW杯での指揮が共に2度目だっ
たというのも偶然ではないだろう。

 来年1月にはオーストラリアでアジア杯が行われるので協会は
早くも時期監督候補をリストアップしているのだが、外国人を
時期監督に招聘するならば監督としてW杯で指揮を取った者と
いう要素は意外に重要ではないだろうか。

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