仮面ライダーフォーゼ：修学旅行編が息抜きと思いきや・・・

　仮面ライダーフォーゼの33話と34話は天の川学園の修学旅行編で仮面ライ
ダー部の弦太朗・賢吾にユウキと流星の4人が京都に行くのだが、学園モノ
作品では定番の修学旅行編だから息抜き系のEPだろうと思っていた。

　実際に予告編などを見ていたら弦太朗達が時代劇のコスプレをしていたので
箸休め的な展開だと考えていたのだが、意外にも今後に繋がる重要な伏線が
登場しているのではないかと思うのだ。

　まず我望理事長の秘書兼ボディガードとしてレオ・ゾディアーツに変身する
立神吼が初登場し、普段から握り締めている胡桃を握り潰す怪力を持っている
だけあってメテオストームバニッシャーですら通じない強敵だ。

　一方で今回初めて風間トオル演じる賢吾の父が画面に登場し我望理事長だけ
でなく江本 州輝とも親友だったという事になっているが、江本の正体こそバルゴ・
ゾディアーツではないかという話が出ている。

　更にコズミックエナジーが天の川学園だけでなく京都にも降り注いでいたので、
天の川学園のみに照射させるために京都のパワーポイントを破壊して回っている
という事だった。

　結局4箇所のパワーポイントの石碑全部が破壊されたのでコズミックエナジー
は天の川学園都市上空のみに降り注ぐ事になるので、後半の展開は一気に急
展開となりそうな雰囲気だ。

　そういう意味で かつてなら箸休め的なエピソードは見なくてもいい感じだった
のだが、この2話は見ておかないと後半の辻褄が合わなくなる可能性が高い
のでしっかり見ておいてよかったと思った次第だ。